3,820円
萩原電気ホールディングスのニュース
■ミスミG <9962> 2,583円 (+175.5円、+7.3%)
ミスミグループ本社 <9962> [東証P]が4日続急伸。同社は26日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比19.9%増の460億円としていることや、年間配当計画を前期比9円15銭増配の36円62銭としていることが好感されたようだ。売上高は同6.9%増の3930億円を見込む。地域市場、新事業、新商品、新サービスなどの開発を加速させるとともに、異なる市場ごとのニーズに対応できるように各市場に合致したデジタルモデル化を推進するという。なお、前提為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=157円、1人民元=20円としている。また、1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.26%)、200億円を上限とする自社株取得枠を設定したこともあわせて発表。株主還元の充実と機動的な資本政策を目的としており、取得期間は5月17日から11月29日までとなっている。
■島精機 <6222> 1,409円 (+94円、+7.2%)
島精機製作所 <6222> [東証P]が急反発。同社は4月26日大引け後(16:30)に業績修正を発表、24年3月期の連結経常損益を従来予想の7.5億円の黒字→10.1億円の黒字(前の期は17億円の赤字)に34.7%上方修正したことで好感されたようだ。
■リオン <6823> 3,175円 (+189円、+6.3%)
リオン <6823> [東証P]が急反発。同社は26日取引終了後、24年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比22.2%増の34億7400万円となり、従来予想の30億円から上振れたことが好感されたようだ。売上高は同7.8%増の257億2600万円で着地。微粒子計測器事業や医療機器事業の販売が好調だったほか、環境機器事業では22年11月に買収したノルソニックの業績が寄与した。あわせて公表した25年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.6%増の269億円、営業利益は同6.5%増の37億円としている。
■住友商 <8053> 4,155円 (+246円、+6.3%)
住友商事 <8053> [東証P]が続急伸。同社株を含め総合商社株はウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが株式を買い増す動きなどで話題を呼んだ経緯があるが、直近ではアクティビストとして名を馳せる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが同社株を数百億円規模で取得したことが28日に判明、これが株価を刺激する材料となったもようだ。「同社株の保有株比率は時価総額比で1%に満たない可能性があるが、物言う株主が食指を動かしていることで、株式価値向上などに向けた提案がなされることへの思惑が投資資金を誘導している」(中堅証券ストラテジスト)という。
■SCSK <9719> 2,875.5円 (+164円、+6.1%)
SCSK <9719> [東証P]が続急伸。同社は4月26日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、24年3月期の連結最終利益は前の期比8.5%増の404億円になり、25年3月期も前期比10.0%増の445億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、前期の年間配当を58円→60円(前の期は52円)に増額し、今期も前期比8円増の68円に増配する方針とした。
■萩原電気HD <7467> 4,360円 (+245円、+6.0%)
萩原電気ホールディングス <7467> [東証P]が続急伸。同社は4月26日大引け後に中期経営計画を発表、27年3月期に営業利益110億円(24年3月期計画は83.5億円)を目指すとしており、好感されたようだ。また、配当性向のメドを30~40%(従来は30%)に変更する。
■商船三井 <9104> 4,990円 (+277円、+5.9%)
商船三井 <9104> [東証P]が続急伸。30日正午ごろに発表した25年3月期連結業績予想で、営業利益1520億円(前期比47.4%増)と大幅増益を見込むことが好感された。エネルギー事業、製品輸送事業が好調に推移し利益を押し上げる見通しだ。売上高は1兆8000億円(同10.6%増)を見込む。ドライバルク事業は、長期契約(ケープサイズ、木材チップ、多目的船)の利益貢献に加えて、前期下期からの市況回復傾向が上期は続くと予想し増収を見込む。ただ、23年度に計上した貸倒引当金の戻し入れが剥落する影響などで減益を想定。また、不動産事業も既存ビルの主要テナントの退去に伴い、賃料減及び一時費用が発生し減益を見込むが、荷動きの堅調なエネルギー事業や完成車輸送が堅調な製品輸送事業がカバーし営業増益を見込む。なお、24年3月期決算は、売上高1兆6279億円(前の期比1.0%増)、営業利益1031億3200万円(同5.1%減)だった。
■大塚HD <4578> 6,742円 (+372円、+5.8%)
大塚ホールディングス <4578> [東証P]が続急伸。30日午後1時30分ごろに発表した第1四半期(1-3月)連結決算が、売上高5195億1700万円(前年同期比15.9%増)、営業利益920億2100万円(同19.9%増)、純利益773億7700万円(同26.0%増)と大幅増益となったことが好感された。医療関連事業で、持続性抗精神病薬「エビリファイ」や、抗精神病薬「レキサルティ」、V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」のグローバル4製品の伸長が業績を牽引した。また健康意識が高まるなか、消費者製品では「ポカリスエット」や「ネイチャーメイド」が引き続き伸長したことや、23年11月に買収したボナファイドヘルスが加わったことも寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高2兆1400億円(前期比6.0%増)、営業利益3300億円(同2.4倍)、純利益2500億円(同2.1倍)の従来見通しを据え置いている。
■DTS <9682> 4,325円 (+230円、+5.6%)
DTS <9682> [東証P]が6日続急伸。同社は4月26日大引け後(15:00)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比9.5%増の130億円になり、25年3月期も前期比3.3%増の135億円に伸びを見込み、11期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。4期連続増収、15期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を95円→103円(前の期は120円)に増額し、今期も前期比7円増の110円に増配する方針とした。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の4.66%にあたる200万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施すると発表、買い付け期間は4月30日から12月10日までとなる。取得した自社株は12月18日付で全て消却する。また、別枠で発行株式数の5.76%にあたる270万株を5月15日付で消却する。
■ウイングアク <4432> 2,680円 (+141円、+5.6%)
ウイングアーク1st <4432> [東証P]が3日ぶり急反発。30日午前11時ごろ、スマートバリュー <9417> [東証S]と共同で、自治体向けの公共施設予約システム「ラクリザ」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。「ラクリザ」は、公共施設の予約をラクに、洗練された画面から誰でもスムーズなリザーブ(予約)が可能となるクラウド型予約システム。今後は、スマートロック連携やAPI連携、ウイングアクのBIツール「MotionBoard」による統計機能の拡張など、更なる効率化に向けた開発を進めるとしている。
■日本KFC <9873> 5,120円 (+265円、+5.5%)
日本KFCホールディングス <9873> [東証S]が続急伸。1991年以来の高値圏で推移した。日本経済新聞は26日の取引終了後、「三菱商事が『ケンタッキーフライドチキン』を運営する日本KFCホールディングスの株式を米投資ファンドのカーライル・グループに売却する方向で最終調整に入ったことが26日、わかった」と報じた。三菱商事 <8058> [東証P]が約35%の保有分をすべて売却するとともに、カーライルは他の株主が保有する株式も取得し、非公開化するとみられるとしている。報道を受けて、東京証券取引所は30日、日本KFCの株式の売買を午前8時20分から停止すると発表。日本KFCは30日午前10時半、企業価値向上に向けた今後の成長戦略及び資本政策(公開買い付けによる非公開化を含む)の提案を受領しているが、現時点で決定した事実はないとするコメントを開示した。日本KFCの開示をもって東証は30日午前10時46分より日本KFCの株式売買を再開。同社株に対しては買収時に株価に上乗せされるプレミアムへの思惑をもとにした買いが入った。三菱商は30日午前8時半、持ち分法適用会社である日本KFCの企業価値向上に向け、株式売却などの資本政策も含め、さまざまな検討を行っているが、現時点で決定された事実はないとするコメントを発表している。
■カゴメ <2811> 4,032円 (+208円、+5.4%)
カゴメ <2811> [東証P]が続急伸。同社は前週末26日取引終了後に24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の260億円から320億円(前期比83%増)に大幅増額された。23年12月期に同利益は174億7200万円と過去最高を記録したが、そこから驚異的な伸びで連続ピーク利益更新となる見通しでポジティブサプライズとなった。なお、同社株の上場来高値は2017年12月につけた4330円で、約6年5ヵ月ぶりの最高値圏も視界に入ってきた。
■山陽鋼 <5481> 2,144円 (+110円、+5.4%)
山陽特殊製鋼 <5481> [東証P]が続急伸。30日午後1時ごろに発表した25年3月期連結業績予想で、純利益95億円(前期比4.9%増)を見込み、年間配当予想を前期比5円増の70円としたことが好感された。売り上げ数量は緩やかな回復が見込まれるものの、通期では前期並みの水準にとどまると予想しており、売上高は3450億円(同2.5%減)を見込む。一方で、原料価格は高位で推移するものの前期に比べては低下するとみられることに加えて、販売価格改定を進めるとともにコストダウンにも取り組むことでマージンを拡大する計画で、増益を見込んでいる。なお、24年3月期決算は、売上高3538億1000万円(前の期比10.2%減)、純利益90億5600万円(同56.3%減)だった。
■イチネンHD <9619> 1,736円 (+88円、+5.3%)
イチネンホールディングス <9619> [東証P]が3日ぶり急反発。30日午前11時30分に集計中の24年3月期連結業績について、売上高が従来予想の1310億円から1382億5300万円(前の期比8.2%増)へ、営業利益が82億円から90億4500万円(同2.1%増)へ、純利益が113億5000万円から122億5300万円(同2.1倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。主力の自動車リース関連事業でリース契約台数が順調に増加したことに加えて、燃料販売で仕入れ価格が安定したことにより利益が増加した。また、新たに連結化したマルイ工業及び日東エフシーの業績も寄与した。
■アバントG <3836> 1,289円 (+63円、+5.1%)
アバントグループ <3836> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は4月26日大引け後(15:00)に決算を発表、24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比6.2%増の30.9億円に伸びたことで好感されたようだ。通期計画の38.5億円に対する進捗率は80.3%となり、5年平均の81.7%とほぼ同水準だった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の3.24%にあたる120万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、これも材料視されたようだ。買い付け期間は5月1日から11月30日までとなる。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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