第一興商が新値、ＮＴＴとＩＣＴの研究開発成果を高齢者分野などへの適用で共同検討

　第一興商<7458.T>が３日続伸、一時前日比６０円高の４５２５円まで買われ年初来高値を更新した。同社は１３日、ＮＴＴ<9432.T>とＮＴＴの研究所が持つ先進的なメディア処理技術（映像、音声、言語）などのＩＣＴ分野の研究開発成果を、介護予防などの高齢者分野やカラオケなどのエンターテイメント分野に適用し、新たな価値創造を目指すことを目的に、共同検討に着手したことを発表した。高齢者分野での第一弾として、介護施設や公民館など向けのカラオケの選曲などにおいて、インタラクション技術などを活用したコミュニケーションロボットによるサポート機能の検討に着手、将来的には認知症対策なども目指す方針。

第一興商の株価は１０時３３分現在４５０５円（△４０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）