決算プラス・インパクト銘柄 … 三協立山、佐鳥電機、毎コムネット (10月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　佐鳥電機 <7420>
　19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の3億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の3.8億円に対する進捗率は79.5％に達し、5年平均の33.8％も上回った。

★No.2　毎コムネット <8908>
　19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比33.7％増の6.7億円に拡大し、6-11月期(上期)計画の3.6億円に対する進捗率が188.6％とすでに上回り、さらに5年平均の101.5％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7420> 佐鳥電機 　　　東１ 　 +11.90 　 10/ 4　　　1Q　　　395.08
<8908> 毎コムネット 　東２　　 +6.68 　 10/ 4　　　1Q　　　 33.66
<9977> アオキスーパ 　ＪＱ　　 +1.26 　 10/ 4　　上期　　　 -9.49
<5932> 三協立山 　　　東１　　 +1.20 　 10/ 4　　　1Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース