南陽が急伸、１２月１１日付で東証２部へ重複上場を好感

　南陽<7417.FU>が急伸。株価は一時、前週末に比べ８％高に買われ、年初来高値を更新した。１７日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て１２月１１日付で東証２部へ上場することになったと発表した。福証との重複上場となるが、東証２部上場に伴う株式の流動性向上が期待されている。

　同社は産業機器の販売、建設機械の販売およびレンタルを手掛けている。また、増配と株式売り出しも発表した。今期末に３円の東証２部上場の記念配を実施する。これに伴い今期配当は年５８円（前期比５円増）となる見込みだ。さらに、九州理研やコマツ建機販売、西日本シティ銀行などが売出人となり、５０万８５００株が売り出される。オーバーアロットメントによる上限７万６０００株の売り出しも実施する。売出価格は１１月２８日から１２月１日のいずれかの日に決定する。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）