決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … サーキュ、セルソース、ウイルコＨＤ (12月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　ウイルコＨＤ <7831>
　21年10月期の連結経常損益は3億1300万円の黒字(前の期は1億1000万円の赤字)に浮上したが、22年10月期の同利益は前期比4.2％減の3億円に減る見通しとなった。

▲No.4　オーエムツー <7614>
　22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比23.5％減の8億円に減り、通期計画の13.5億円に対する進捗率は59.8％にとどまり、5年平均の67.9％も下回った。

▲No.5　ベストワン <6577>
　22年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は4100万円の赤字(前年同期は2800万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4880> セルソース 　　東Ｍ 　 -24.44 　 12/13　本決算　　　 11.13
<7379> サーキュ 　　　東Ｍ　　 -9.57 　 12/13　　　1Q　　　　　－
<7831> ウイルコＨＤ 　東２　　 -8.82 　 12/13　本決算　　　 -4.15
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 -8.82 　 12/13　　　3Q　　　-23.51
<6577> ベストワン 　　東Ｍ　　 -7.42 　 12/13　　　1Q　　　　赤拡

<3804> システムディ 　ＪＱ　　 -6.15 　 12/13　本決算　　　 10.26
<2978> ツクルバ 　　　東Ｍ　　 -6.05 　 12/13　　　1Q　　　　赤拡
<7126> タンゴヤ 　　　ＪＱ　　 -3.59 　 12/13　　　1Q　　　　　－
<6091> ウエスコＨＤ 　東２　　 -1.46 　 12/13　　　1Q　　　　黒転
<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 -0.63 　 12/13　　　3Q　　　-43.31

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース