ＦＣＣ、前期最終が一転増益で上振れ着地・今期は微増益、前期配当を4円増額・今期は4円増配へ

　エフ・シー・シー <7296> [東証Ｐ] が5月12日後場(14:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終利益は前の期比11.9％増の95.6億円になり、従来予想の75億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。24年3月期は前期比0.4％増の96億円とほぼ横ばい見通しとなった。3期連続増収、4期連続増益になる。

　同時に、前期の年間配当を52円→56円(前の期は52円)に増額し、今期も前期比4円増の60円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比49.1％増の40.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.4％→8.9％に大幅改善した。

株探ニュース