決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … アドテスト、日産自、サイバー (7月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　トプコン <7732>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は1.9億円の赤字(前年同期は27.9億円の黒字)に転落した。

▲No.2　サイバー <4751>
　23年9月期の連結経常利益を従来予想の450億円→250億円(前期は694億円)に44.4％下方修正し、減益率が35.2％減→64.0％減に拡大する見通しとなった。

▲No.5　日東電 <6988>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比42.6％減の151億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の440億円に対する進捗率は34.5％にとどまり、5年平均の41.0％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7732> トプコン 　　　東Ｐ 　 -12.34 　　7/26　　　1Q　　　-53.92
<4751> サイバー 　　　東Ｐ　　 -8.58 　　7/26　　　3Q　　　-65.41
<7222> 日産車体 　　　東Ｐ　　 -7.33 　　7/26　　　1Q　　　　黒転
<4099> 四国化ＨＤ 　　東Ｐ　　 -5.79 　　7/26　　上期　　　　　－
<6988> 日東電 　　　　東Ｐ　　 -5.10 　　7/26　　　1Q　　　-42.66

<7739> キヤノン電 　　東Ｐ　　 -4.55 　　7/26　　上期　　　　1.26
<7201> 日産自 　　　　東Ｐ　　 -4.14 　　7/26　　　1Q　　　 60.10
<6857> アドテスト 　　東Ｐ　　 -3.27 　　7/26　　　1Q　　　-73.23
<8060> キヤノンＭＪ 　東Ｐ　　 -2.87 　　7/26　　上期　　　 -1.96
<7970> 信越ポリ 　　　東Ｐ　　 -2.58 　　7/26　　　1Q　　　-15.81

<7276> 小糸製 　　　　東Ｐ　　 -2.50 　　7/26　　　1Q　　　112.19
<8595> ジャフコＧ 　　東Ｐ　　 -0.19 　　7/26　　　1Q　　　-26.72
<5809> タツタ 　　　　東Ｐ　　 -0.14 　　7/26　　　1Q　　　 36.84

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース