業績堅調ながらも割安放置されやすい「東証2部銘柄」の見直し買いの波に乗る
■注目銘柄
イクヨ(東証2部・7273)
今回の決算発表シーズンでは業績が好調だったしても翌日には下落し、物色が長続きしない傾向が多く見られますが、業績堅調ながらも割安放置されている「2部銘柄」には取り組み妙味がありそうです。意外にも「東証2部指数」は10月30日に年初来高値を更新しており、2部の小型株には見直し買いが入り始めています。
その中でも同社の業績は堅調そのものであり、第1四半期では経常利益5800万円(前年同期比2.2倍)、純利益5500万円とすでに中間期予想を超えている他、主要顧客である三菱自動車(東証1部・7211)の上方修正も追い風となり、今週8日(金)に控えた中間決算発表以降の更なる続伸の可能性は十分期待できるでしょう。
また昨日、日産自動車(東証1部・7201)が三菱自動車と折半出資する軽の共同開発会社NMKV(東京・港)の関係を強化し、世界向けの安価な新たな電気自動車を開発することを明らかにしました。
三菱自動車と、日産・ルノー連合の提携強化によって三菱自動車の生産計画が変更されるとみられますが、三菱自動車は本日、新しい中期経営計画を発表する予定ですので、三菱自動車関連銘柄としての注目も期待できそうです。
小野山 功
イクヨ(東証2部・7273)
今回の決算発表シーズンでは業績が好調だったしても翌日には下落し、物色が長続きしない傾向が多く見られますが、業績堅調ながらも割安放置されている「2部銘柄」には取り組み妙味がありそうです。意外にも「東証2部指数」は10月30日に年初来高値を更新しており、2部の小型株には見直し買いが入り始めています。
その中でも同社の業績は堅調そのものであり、第1四半期では経常利益5800万円(前年同期比2.2倍)、純利益5500万円とすでに中間期予想を超えている他、主要顧客である三菱自動車(東証1部・7211)の上方修正も追い風となり、今週8日(金)に控えた中間決算発表以降の更なる続伸の可能性は十分期待できるでしょう。
また昨日、日産自動車(東証1部・7201)が三菱自動車と折半出資する軽の共同開発会社NMKV(東京・港)の関係を強化し、世界向けの安価な新たな電気自動車を開発することを明らかにしました。
三菱自動車と、日産・ルノー連合の提携強化によって三菱自動車の生産計画が変更されるとみられますが、三菱自動車は本日、新しい中期経営計画を発表する予定ですので、三菱自動車関連銘柄としての注目も期待できそうです。
小野山 功