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<動意株・20日>(大引け)=ソレイジア、旅工房、藤倉ゴムなど
ソレイジア・ファーマ<4597.T>=連日の急騰。前日のストップ高に続き、この日も大幅高に買われた。商いも膨らみ、売買代金は全市場ベースで任天堂<7974.T>に続く2位に顔を出している。全般相場が方向感に欠ける展開となるなか、値の軽いバイオ関連株として目先筋を中心する買いが集まっている様子だ。同社は先月24日に東証マザーズに新規上場した赤字のバイオベンチャー企業で、悪性腫瘍の治療を目的とする医薬品の開発・販売が主な事業。株価は600円台に乗せ、公開価格185円から一時、約3.4倍の水準に上昇した。売買単位は100株であり6万円台から投資ができる手掛けやすさも人気を呼ぶ要因となっている。
旅工房<6548.T>=ストップ高。同社は18日に、東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄。上場初日はカイ気配を切り上げ、2日目に公開価格1370円から2.7倍の3750円で初値をつけた。上場3日目のこの日も買い人気を集め、値幅制限いっぱいとなる4840円まで値を上げている。個人顧客をターゲットに、海外向けパッケージ旅行商品の企画・販売を主に行っている。インターネットを活用した顧客獲得や旅行先方面別担当者による地域特性に応じた商品提供などを特徴としている。17年3月期の連結営業利益は前期比11%増の2億5300万円が見込まれているが、大和証券では18年3月期の同利益は今期推定比12%増の2億8000万円と予想している。
藤倉ゴム工業<5121.T>=後場一段高。フジクラ<5803.T>系の産業資材メーカーでゴルフ用カーボンシャフトも手掛ける。好採算のシャフト新製品が収益に寄与しているほか、半導体や有機EL製造ライン向け振動抑制機の需要が伸びている。モバイル機器向けマグネシウム電池を実用化していることから、昨年10月にマグネシウム電池関連株の一角として急速人気化したことは記憶に新しい。株価は3月末以降、急速な下げ局面に遭遇したが、PBR0.6倍台でリバウンド狙いの買いを引き寄せている。
NOK<7240.T>=急反発。同社は19日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の6644億円から7130億円(前の期比4.4%減)へ、営業利益が303億円から397億円(同17.7%減)へ、純利益が212億円から256億円(同14.8%減)へ上振れたようだと発表しており、減益幅縮小を好感した買いが入っている。為替の影響に加えて、シール事業で自動車向けや一般産業機械向けの需要が増加したことが寄与。また、電子機器部品事業でスマートフォン向け需要が継続したことなども売上高・営業利益の押し上げに貢献したという。
オロ<3983.T>=急伸。同社は3月24日に上場した直近IPO銘柄で、クラウドを活用した業務管理サービスを手掛ける。新規上場後のセカンダリー市場では調整色を強めていたが、直近は3連騰と戻り足を強めている。そのなか19日、クラウド型統合業務システム「ZAC Enterprise」の販売累計が10万ライセンスを突破したことを発表、これを材料視する短期資金の流入を誘っている。
関門海<3372.T>=一時ストップ高。日本経済新聞・20日付電子版が「関門海は中国にフグ料理店を出店する」と報じたことが刺激となっているもよう。同社は3月29日に、「玄品ふぐ」の中国フランチャイズ展開に向けて、上海企業とエリア本部契約を締結したと発表しており、改めて同国を含むアジア展開への期待感が高まるかたちとなっているようだ。同社は第2次中期経営計画「成長計画」で、アジア圏を中心とした海外で「玄品ふぐ」をフランチャイズ(FC)展開していくことを計画しており、今月にはシンガポールに海外FC第1号店を開く予定。また、タイやマレーシアなど東南アジア各国でもFC展開を予定している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
旅工房<6548.T>=ストップ高。同社は18日に、東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄。上場初日はカイ気配を切り上げ、2日目に公開価格1370円から2.7倍の3750円で初値をつけた。上場3日目のこの日も買い人気を集め、値幅制限いっぱいとなる4840円まで値を上げている。個人顧客をターゲットに、海外向けパッケージ旅行商品の企画・販売を主に行っている。インターネットを活用した顧客獲得や旅行先方面別担当者による地域特性に応じた商品提供などを特徴としている。17年3月期の連結営業利益は前期比11%増の2億5300万円が見込まれているが、大和証券では18年3月期の同利益は今期推定比12%増の2億8000万円と予想している。
藤倉ゴム工業<5121.T>=後場一段高。フジクラ<5803.T>系の産業資材メーカーでゴルフ用カーボンシャフトも手掛ける。好採算のシャフト新製品が収益に寄与しているほか、半導体や有機EL製造ライン向け振動抑制機の需要が伸びている。モバイル機器向けマグネシウム電池を実用化していることから、昨年10月にマグネシウム電池関連株の一角として急速人気化したことは記憶に新しい。株価は3月末以降、急速な下げ局面に遭遇したが、PBR0.6倍台でリバウンド狙いの買いを引き寄せている。
NOK<7240.T>=急反発。同社は19日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の6644億円から7130億円(前の期比4.4%減)へ、営業利益が303億円から397億円(同17.7%減)へ、純利益が212億円から256億円(同14.8%減)へ上振れたようだと発表しており、減益幅縮小を好感した買いが入っている。為替の影響に加えて、シール事業で自動車向けや一般産業機械向けの需要が増加したことが寄与。また、電子機器部品事業でスマートフォン向け需要が継続したことなども売上高・営業利益の押し上げに貢献したという。
オロ<3983.T>=急伸。同社は3月24日に上場した直近IPO銘柄で、クラウドを活用した業務管理サービスを手掛ける。新規上場後のセカンダリー市場では調整色を強めていたが、直近は3連騰と戻り足を強めている。そのなか19日、クラウド型統合業務システム「ZAC Enterprise」の販売累計が10万ライセンスを突破したことを発表、これを材料視する短期資金の流入を誘っている。
関門海<3372.T>=一時ストップ高。日本経済新聞・20日付電子版が「関門海は中国にフグ料理店を出店する」と報じたことが刺激となっているもよう。同社は3月29日に、「玄品ふぐ」の中国フランチャイズ展開に向けて、上海企業とエリア本部契約を締結したと発表しており、改めて同国を含むアジア展開への期待感が高まるかたちとなっているようだ。同社は第2次中期経営計画「成長計画」で、アジア圏を中心とした海外で「玄品ふぐ」をフランチャイズ(FC)展開していくことを計画しており、今月にはシンガポールに海外FC第1号店を開く予定。また、タイやマレーシアなど東南アジア各国でもFC展開を予定している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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