新明和工が３日続落、１５年３月期２割強の減益見通しを嫌気

　新明和工業<7224.T>が３日続落。２８日引け後に発表した本決算で、１５年３月期の連結業績見通しを売上高１８２０億円（前期比４．６％増）、営業利益８５億円（同２１．８減）、純利益５７億円（同２３．４％減）の２割強の減益予想としたことが嫌気されている。前期に続いて売上高は伸長を見込むものの、円安による資材高などが利益を圧迫する見通し。
　なお、１４年３月期業績は、売上高１７４０億１０００万円（前の期比１５．３％増）、営業利益１０８億７２００万円（同８６．２％増）、純利益７４億４４００万円（同３４．５％減）となった。特装車セグメントで需要が高水準で推移したことに加えて、航空機セグメントでもボーイング社向け部品の納入数が増加したことなどから受注高が増加したほか、為替が円安に推移したことなどが業績を牽引した。

新明和工の株価は９時２９分現在８７７円（▼４１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）