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<株式トピックス>=郵政3社一服でも日経平均はレンジ相場を上放れ
週末6日の東京株式市場では、上場3日目を迎えた日本郵政<6178.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、かんぽ生命保険<7181.T>の郵政3社が、いずれも売り優勢の展開となり“初押し状態”となった。
4日に新規上場し、各銘柄とも初日から集中人気を集め、株価は大商いのなか大方の想定を大幅に上回る上昇をみせいた。5日の取引時間中の高値で見ると、日本郵政は公開価格比で32%の上昇、ゆうちょ銀は同26%の上昇をみせた。また流通株数が少なく品薄感の強いかんぽ生命は、公開価格2200円に対して、なんと87%高の4120円まで急騰をみせ。
しかし、際立った株価パフォーマンスは、同時に低PBRや高配当利回りなど、上場前にセールスポイントとされていた指標面の割安感が希薄化してくることも意味している。
ただ、市場関係者からは「郵政3社の株価上昇が一服したにもかかわらず、それとは別に全体相場の堅調は継続し、レンジ相場を上放れてきた」との声が挙がっていた。
レンジ相場の上放れというのは、6日の日経平均株価終値が前日比149円19銭高の1万9265円60銭となり、8月28日の高値(1万9192円)、10月30日の戻り高値(1万9202円)を上回り、さらに200日移動平均線(1万9249円)までも突破して、新たな上昇ステージに入ったということだ。
これまでのところ、文字通り郵政3社の新規上場を起爆剤として、全体相場というロケットの推進力が増したかたちとなっている。(冨田康夫)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
4日に新規上場し、各銘柄とも初日から集中人気を集め、株価は大商いのなか大方の想定を大幅に上回る上昇をみせいた。5日の取引時間中の高値で見ると、日本郵政は公開価格比で32%の上昇、ゆうちょ銀は同26%の上昇をみせた。また流通株数が少なく品薄感の強いかんぽ生命は、公開価格2200円に対して、なんと87%高の4120円まで急騰をみせ。
しかし、際立った株価パフォーマンスは、同時に低PBRや高配当利回りなど、上場前にセールスポイントとされていた指標面の割安感が希薄化してくることも意味している。
ただ、市場関係者からは「郵政3社の株価上昇が一服したにもかかわらず、それとは別に全体相場の堅調は継続し、レンジ相場を上放れてきた」との声が挙がっていた。
レンジ相場の上放れというのは、6日の日経平均株価終値が前日比149円19銭高の1万9265円60銭となり、8月28日の高値(1万9192円)、10月30日の戻り高値(1万9202円)を上回り、さらに200日移動平均線(1万9249円)までも突破して、新たな上昇ステージに入ったということだ。
これまでのところ、文字通り郵政3社の新規上場を起爆剤として、全体相場というロケットの推進力が増したかたちとなっている。(冨田康夫)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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