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東京きらぼしフィナンシャルグループのニュース
*10:00JST 株ブロガー・さなさえ:日銀YCC修正など大局に乗る思惑・期待株にメスを入れましょ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年9月12日18時に執筆
複雑に入り組んだ株式相場に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する探偵ナ〇トスクープ…私が局長の幸田シャーミンです…って違うかー!(笑)
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや34回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<日銀YCC修正で銀行株が花開く>
さぁ、いよいよ日銀によるYCC(イールドカーブコントロール)修正により、長らく続いたマイナス金利政策の解除がいよいよ近づいてきているようですね。債券市場も急速にそれを織り込む動きとなっています。
言わずもがな、昨年末の2022年12月20日の金融政策決定会合にて、歴代最長の任期(10年)を終えんとする、当時の日銀総裁の黒田さんは長らく続いた、異次元とも呼ばれた金融緩和策を一部修正する事を発表しました。「こんな無茶な金利操作はわたしの代でキチンと終わらせなければ…」とでもお考えになられたのかもしれないですね。
この「黒田ショック」が市場に波及した年末、賢明な投資家の皆様におかれましては、既に次の一手に動い方も多かったのではないでしょうか。そう…それは、先の政策によって長らく放置された銀行・証券株がやっと買われる局面に入った事を意味しています。こういう「大局」を前にして、いかに素早く判断し、動けるかが、投資家としての矜持なのかもしれませんね♪
さらに言えば、この動きは東証がPBR1倍割れの上場企業に要請した一連の是正策も強力な追い風となり、しばらく継続しそうな見通しです。今回はこうした世情の動きに伴って強含むものの中から気になる地銀株と、その他のテーマ株の中から個人的に「いいなぁ」と思う個別株をピックアップしていきます。
<大局の流れにある銀行株…さらに…>
個人投資家として、近い未来に利ザヤを徹底的に狙いにいくならば、前述したようにPBR1倍割れの銀行株で、さらに業績がよいものがいいですね。例えば元芸人さんで、今では著名投資家でもある井村俊哉さんが保有されている事で知られる富山第一銀行<7184>は昨年の大量保有報告書が出てから話題になりましたが、ここまで株価は2倍以上になっています。井村さんの企業の財務面の見方と共に、そして大局の見方も参考になりますね。
さらに経済活動の復活から中小企業に強みにのある東京きらぼしFG<7173>、大手半導体企業TSMCの進出や、IRなどインバウンド向けに開発される九州・西日本への思惑から九州フィナンシャルG<7180>、西日本フィナンシャルHD<7189>なども面白そうです。その道のりは「まだまだこれから」の段階ですからね♪
さらに地銀で言えば、かつての「かぼちゃの馬車」トラブルのイメージ払拭を目指すスルガ銀行<8358>に、同じ地域だけど健全に奮闘する清水銀行<8364>は、いずれも業績は堅調。直近でも増配を発表していますね。その他の地銀でも、直近の決算は減益ではあったものの、上期計画に対しての好進捗から業績上振れ期待のある筑波銀行<8338>、八十二銀行<8359>はチェックしています。
さらに世界的な流れとして忘れてはならないのが、EV関連ですね。小田原エンジニアリング<6149>は先月8月の注目株としてわたしのブログで追いかけていますが、業績に対してまだ株価は割安で上値余地がありそうです。さらにEV向け充電器で思惑のあるモリテックスチール<5986>、東光高岳<6617>、そして様々な分野のプリント基板を手掛ける北川精機<6327>も、9月11日になっていちよし証券がレーティンを新規に「A」としていた事が話題となってストップ高となっていましたね。同テーマで言えばIJTT<7315>も電動駆動システムを手掛けている事に加え、PBRはまだ0.3倍台とあって今後も注目されそうだなぁ…と見ています。
本当はもっとご紹介したい銘柄もあるのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ここでご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目3銘柄をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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※2023年9月12日18時に執筆
複雑に入り組んだ株式相場に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する探偵ナ〇トスクープ…私が局長の幸田シャーミンです…って違うかー!(笑)
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや34回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<日銀YCC修正で銀行株が花開く>
さぁ、いよいよ日銀によるYCC(イールドカーブコントロール)修正により、長らく続いたマイナス金利政策の解除がいよいよ近づいてきているようですね。債券市場も急速にそれを織り込む動きとなっています。
言わずもがな、昨年末の2022年12月20日の金融政策決定会合にて、歴代最長の任期(10年)を終えんとする、当時の日銀総裁の黒田さんは長らく続いた、異次元とも呼ばれた金融緩和策を一部修正する事を発表しました。「こんな無茶な金利操作はわたしの代でキチンと終わらせなければ…」とでもお考えになられたのかもしれないですね。
この「黒田ショック」が市場に波及した年末、賢明な投資家の皆様におかれましては、既に次の一手に動い方も多かったのではないでしょうか。そう…それは、先の政策によって長らく放置された銀行・証券株がやっと買われる局面に入った事を意味しています。こういう「大局」を前にして、いかに素早く判断し、動けるかが、投資家としての矜持なのかもしれませんね♪
さらに言えば、この動きは東証がPBR1倍割れの上場企業に要請した一連の是正策も強力な追い風となり、しばらく継続しそうな見通しです。今回はこうした世情の動きに伴って強含むものの中から気になる地銀株と、その他のテーマ株の中から個人的に「いいなぁ」と思う個別株をピックアップしていきます。
<大局の流れにある銀行株…さらに…>
個人投資家として、近い未来に利ザヤを徹底的に狙いにいくならば、前述したようにPBR1倍割れの銀行株で、さらに業績がよいものがいいですね。例えば元芸人さんで、今では著名投資家でもある井村俊哉さんが保有されている事で知られる富山第一銀行<7184>は昨年の大量保有報告書が出てから話題になりましたが、ここまで株価は2倍以上になっています。井村さんの企業の財務面の見方と共に、そして大局の見方も参考になりますね。
さらに経済活動の復活から中小企業に強みにのある東京きらぼしFG<7173>、大手半導体企業TSMCの進出や、IRなどインバウンド向けに開発される九州・西日本への思惑から九州フィナンシャルG<7180>、西日本フィナンシャルHD<7189>なども面白そうです。その道のりは「まだまだこれから」の段階ですからね♪
さらに地銀で言えば、かつての「かぼちゃの馬車」トラブルのイメージ払拭を目指すスルガ銀行<8358>に、同じ地域だけど健全に奮闘する清水銀行<8364>は、いずれも業績は堅調。直近でも増配を発表していますね。その他の地銀でも、直近の決算は減益ではあったものの、上期計画に対しての好進捗から業績上振れ期待のある筑波銀行<8338>、八十二銀行<8359>はチェックしています。
さらに世界的な流れとして忘れてはならないのが、EV関連ですね。小田原エンジニアリング<6149>は先月8月の注目株としてわたしのブログで追いかけていますが、業績に対してまだ株価は割安で上値余地がありそうです。さらにEV向け充電器で思惑のあるモリテックスチール<5986>、東光高岳<6617>、そして様々な分野のプリント基板を手掛ける北川精機<6327>も、9月11日になっていちよし証券がレーティンを新規に「A」としていた事が話題となってストップ高となっていましたね。同テーマで言えばIJTT<7315>も電動駆動システムを手掛けている事に加え、PBRはまだ0.3倍台とあって今後も注目されそうだなぁ…と見ています。
本当はもっとご紹介したい銘柄もあるのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ここでご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目3銘柄をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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