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アップガレージグループのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/06/07 05:30

Welby <4438>  630円 (+100円、+18.9%) ストップ高

 Welby <4438> [東証G]がストップ高。この日、PHRソリューションの医療・健康データを活用した特定健康診査(メタボ健診)向上を目的とした「みなし健診」サービスに三菱電機健康保険組合が参画することが決定したと発表。これが手掛かりとなったようだ。みなし健診サービスは特定健康診査に該当する検査結果(診療情報)をかかりつけ医から入手することで、同検査を受診したこととするサービス。今後、自治体や共済組合への導入も働きかけていくという。

カラダノート <4014>  640円 (+100円、+18.5%) ストップ高

 カラダノート <4014> [東証G]がストップ高。5日の取引終了後、大和ハウス工業 <1925> [東証P]と住宅領域で業務提携したと発表。これが材料視された。家づくりをサポートするオンライン完結型サービス「かぞくのおうち」の全国展開を加速させていく。今後も提携社数を増やし、同サービスの対応エリアを拡充していく。

アスタリスク <6522>  722円 (+100円、+16.1%) ストップ高

 アスタリスク <6522> [東証G]がストップ高。同社は5日、ホームページ上に5月度の月次受注実績を公表した。受注件数は前年同月比36.8%増と伸び率は4月の21.0%から加速したほか、受注金額は同2.0倍と高水準となっており、評価されたようだ。製造業界をはじめバーコードリーダーやRFID(無線自動識別)などの受注を獲得。小売・卸売業界向けの大口受注もあったという。

レジル <176A>  1,638円 (+188円、+13.0%)

 レジル <176A> [東証G]が急反騰。光通信 <9435> [東証P]のグループ会社が5日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、レジル株の保有割合が5.10%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は5月29日。

ミガロHD <5535>  3,850円 (+430円、+12.6%)

 東証プライムの上昇率トップ。ミガロホールディングス <5535> [東証P]が3日続急騰。6日午前11時ごろ、子会社DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」が、野村不動産(東京都新宿区)の賃貸マンションン「プラウドフラット清澄通り」に採用されることになったと発表しており、好材料視された。「プラウドフラット清澄通り」は、東京都江東区の豊かな緑と水に彩られたロケーションに立地する地上12階建て138戸のマンション。「FreeiD」は、一度の顔登録で、「入退」「本人確認」「決済」などの日々の暮らしのさまざまな行動を顔認証でつなぎ、多種多様な顔認証AIとの連携が可能な顔認証プラットフォームで、今回はエントランスやラウンジなど計5カ所に導入されるという。なお、野村不動産が開発するマンションへの「FreeiD」導入は同物件が初となる。

アップガレG <7134>  1,026円 (+106円、+11.5%)

 アップガレージグループ <7134> [東証S]が6日続急騰。同社は5日取引終了後、5月度の月次売上状況(速報)を公表。直営店の既存店売上高は前年同月比10.5%増となり、伸び率が前月の0.6%増から拡大していることが好感されたようだ。フランチャイズ(FC)店の既存店売上高は同9.5%増(4月は9.4%増)となった。直営店及びFC店で中古タイヤホイール、カスタムチューニング用品、ライダース用品を中心に販売及び買取が好調だった。

jig.jp <5244>  308円 (+23円、+8.1%)

 jig.jp <5244> [東証G]が急反発。6日、ライブ配信サービス「ふわっち」のアプリが米アップル のアップストアで表示されない事象が復旧したと発表。買い安心感が広がったようだ。この事象が発生したのは4日から。きょう6日午前7時20分にアップルから連絡があり、アップストアでの利用が復旧したという。同件を受け、株価は前日5日に一時ストップ安に売られていた。

デコルテHD <7372>  424円 (+24円、+6.0%)

 デコルテ・ホールディングス <7372> [東証G]が急反発。5日取引終了後、5月度の月次業績(速報値)を発表。全社売上高が前年同月比4.8%増と8ヵ月ぶりにプラスに転じており、これが好感された。フォトウエディングサービスの撮影件数が好調だったことが寄与した。 インバウンド需要の取り込みなどの集客施策を引き続き強化していくという。

日比谷設 <1982>  3,390円 (+175円、+5.4%)

 東証プライムの上昇率7位。日比谷総合設備 <1982> [東証P]が急反発。6日はアドバンテスト <6857> [東証P]、ディスコ <6146> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]など 半導体製造装置の主力株が値を飛ばしているが、これは株価を青空圏で躍進させる米画像処理半導体大手エヌビディア の影響が大きい。エヌビディアの株高の背景は業績の急拡大に尽きるが、その利益の源泉となっているのがデータセンター向けAI用半導体(GPU)で、圧倒的商品競争力を誇っている。半導体設備投資需要が喚起されるなか、先端製品を扱う日本の半導体製造装置関連メーカーの株価も強く刺激されたが、一方で「データセンター建設(増設)で必須となる空調設備に関する工事需要も今後大幅な伸びが期待できる」(ネット証券アナリスト)とする。東京市場ではこれを買いの根拠に日比谷設に継続的な実需買いが観測された。同社の25年3月期は営業3%増益の59億円を予想しているが上振れの公算があり、投資指標面でもPER16倍にとどまっており依然として割高感に乏しい。株式需給面では買い残が枯れた状態で上値が軽い点も注目されたようだ。

戸田工 <4100>  2,017円 (+94円、+4.9%)

 戸田工業 <4100> [東証S]が大幅反発。6付の日本経済新聞朝刊で「戸田工業と鳥取大学は共同で、 リチウムイオン電池の後継として期待されるナトリウムイオン電池について、レアメタル(希少金属)を使わない電極で動作させることに成功したと発表した」と報じられており、好材料視された。戸田工業が独自に開発した酸化鉄の一種である「ナトリウムフェライト」を負極と正極に使用したナトリウムイオン電池を構築したという。ナトリウムイオン電池は、資源が偏在することで供給不足と価格高騰のリスクが存在するリチウムイオン電池とは対照的に、ほぼ無尽蔵で安く入手できるナトリウムを用いるため資源と価格の面で有利な次世代蓄電池とされている。これまで、ナトリウムフェライトがナトリウムイオン電池の正極として機能することは報告されていたが、共同研究により負極に適用し、優れた充放電性能が得られることを世界で初めて発見したとしている。

サツドラHD <3544>  902円 (+41円、+4.8%)

 サツドラホールディングス <3544> [東証S]が大幅反発。5日の取引終了後、集計中の24年5月期連結業績について、売上高が従来予想の950億円から955億円(前の期比9.2%増)へ、営業利益が10億円から13億5000万円(同4.5倍)へ、純利益が3億円から4億円(同4.6倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。従来予想では、春節以降のインバウンド需要は落ち着くものと見ていたが、中国から道内への観光客の回復はまだ十分ではないものの、他のアジアの国々からの需要の高まりの継続などにより、足もとの業績が想定よりも堅調に推移していることが要因。また、電気代の単価が計画よりも下振れたことも寄与した。

クレセゾン <8253>  3,367円 (+140円、+4.3%)

 クレディセゾン <8253> [東証P]が3日ぶり大幅反発。SMBC日興証券が5日付で、投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を2500円から4200円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。日銀の利上げを織り込んだ一方、ペイメント事業でカードサービス手数料の徴収や金利上昇に応じたリボ手数料の段階的引き上げといった収益拡大策を織り込んだほか、グローバル事業はインドを中心に拡大するとし、25年3月期の純利益予想を493億円から563億円へ、26年3月期純利益予想を509億円から608億円へ引き上げた。また、自社株買いによる資本効率の改善など、企業価値向上のメドとして掲げるPBR1倍達成に向け、株価を意識した経営の意識が高まっている点なども評価している。

積水ハウス <1928>  3,670円 (+148円、+4.2%)

 積水ハウス <1928> [東証P]が3日ぶり大幅反発。6日午後1時ごろ、25年1月期連結業績予想について売上高を3兆3420億円から3兆8750億円(前期比24.7%増)へ、純利益を2030億円から2090億円(同3.3%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想を増額しており買いを集めた。戸建住宅事業を手掛ける米企業の買収影響を精査したこと、米国事業の想定為替レートの見直しを実施したことが要因。配当予想は125円から129円(前期123円)に引き上げた。

アドテスト <6857>  5,452円 (+205円、+3.9%)

 アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。そのほか、ディスコ <6146> [東証P]など半導体製造装置関連が大きく水準を切り上げた。前日5日の米国株市場では長期金利低下を背景にハイテク株に物色の矛先が向き、半導体関連株への買いが顕著でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.5%高と値を飛ばした。特に画像処理半導体大手のエヌビディア が急騰し時価総額で3兆ドルを突破、アップル を抜き去りマイクロソフト に次ぐ第2位に浮上した。東京市場でもエヌビディアを顧客とするアドバンテストがこれに追随する動きとなっているほか、AI用半導体向け精密加工装置で需要取り込みが期待されるディスコなどが買い人気を集めた。

ギフトHD <9279>  3,035円 (+88円、+3.0%)

 ギフトホールディングス <9279> [東証P]が大幅反発。5日の取引終了後に発表した5月度の直営店売上速報で、既存店売上高が前年同月比5.2%増と増収基調が続いたことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかったことに加えて、気候も5月下旬に東京都心で10日連続の夏日を観測するなど平年より気温は高い地域が多くなったが、繁華街立地の店舗を中心に、引き続き多数の利用客が来店したことが寄与した。なお、全店売上高は同18.7%増だった。

ポート <7047>  2,296円 (+66円、+3.0%)

 ポート <7047> [東証G]が大幅反発。5日の取引終了後、 人材領域で成長を牽引している人材紹介サービスについて、第1四半期から非常に好調なスタートとなっていると発表しており、好材料視された。企業の新卒採用意欲の本格的な回復や人材採用競争の激化など外部環境が良好な状況であることに加えて、就職活動が早期化・通年化されていくなかで、キャリアアドバイザーの増員が人材紹介成約件数の増加につながっているという。なお、25年3月期業績予想は、人材紹介売り上げの高い成長率が継続する前提で策定しているため、予想の修正はないとしている。

東ソー <4042>  2,041円 (+47.5円、+2.4%)

 東ソー <4042> [東証P]が反発。5日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズの保有割合が5.06%と新たに5%を超えたことが判明。保有目的は、発行者に対して増配、自己株式の買い入れの頻度または総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがあるとしており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は6月4日。

富士石油 <5017>  504円 (+10円、+2.0%)

 富士石油 <5017> [東証P]が3日ぶり反発。5日移動平均線を絡めたもみ合いから上放れる兆しをみせた。石油元売り中堅だが、上流開発から撤退し輸入原油を精製してガソリンなどを生産する石油精製専業。バリュー株物色の流れが強まるなか、PER5倍台でPBRは0.4倍台と解散価値の半値以下に放置されている。25年3月期は年12円配と24年3月期からは3円減配となるがこれは記念配の剥落によるもので、2.3%前後の配当利回りをキープしている。株価500円台と値ごろ感があり、低PBR是正に向けた株主還元強化の思惑も株高を後押しする。

トヨタ <7203>  3,273円 (+55円、+1.7%)

 トヨタ自動車 <7203> [東証P]が4日ぶり反発。型式認証を巡る不正行為に伴い、3車種の車両生産を停止することとなった同社は5日の取引終了後、5月8日に公表した総額1兆円を上限とする自己株式の取得状況について開示した。同月9日から31日までの間、取得株式数はゼロとなり、同社が5月に自社株買いに踏み切らなかったことが明らかになった。今後の自社株の買い余力を意識させる方向に作用し、押し目買いを誘う要因となったようだ。取得期間は25年4月30日までとなっている。

JINSHD <3046>  3,760円 (+55円、+1.5%)

 ジンズホールディングス <3046> [東証P]が続伸。5日の取引終了後に発表した5月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比13.7%増と16ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。引き続き店頭での接客を強化したことで、世界最高水準屈折率の両面非球面レンズ「JINS 極薄レンズ」をはじめとしたオプションレンズの装着率が上昇したことに加えて、1本でメガネにもサングラスにもなるアイウェア「JINS Switch」の機能を搭載したモデルなどをラインアップした「Snow Peak」とのコラボレーションモデル「JINS×Snow Peak」シリーズやサングラスなどの季節性商品が売り上げを牽引した。なお、全店売上高は同15.7%増だった。

SBG <9984>  9,551円 (+131円、+1.4%)

 ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が続伸。前日5日は全体相場が先物主導で大きく下値を探るなか、日経225裁定解消に伴うインデックス売りをこなし400円を超える大幅高に買われ、マーケットの目を引いていたが、6日もその余勢を駆って上値指向を明示した。英フィナンシャル・タイムズの電子版が5日、“物言う株主”として名を馳せる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが、ソフトバンクGの株式を大量取得し、同社に150億ドルの自社株買いを要求していると報じた。これが同社の株式価値向上につながるとの思惑を呼び、大口の投資資金を呼び込んだようだ。

レンゴー <3941>  1,024.5円 (+12.5円、+1.2%)

 レンゴー <3941> [東証P]が4日ぶり反発。5日にグループの2030年度に向けた環境目標「エコチャレンジ2030」の指標・目標の見直しを発表。環境投資に概算700億円を組み込んだとしており、従来の350億円から積み増したことが好材料視された。

※6日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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