1,076円
さくらさくプラスのニュース
■JEH <5889> 1,955円 (+400円、+25.7%) ストップ高
Japan Eyewear Holdings <5889> [東証S]がストップ高。13日の取引終了後、24年1月期の連結決算発表にあわせ、25年1月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比20.9%増の26億8000万円の見通し。前期に続き過去最高益の更新を計画する。また前期の配当を2円増額したうえで、今期の年間配当予想は44円(前期比25円増配)とした。業績の拡大と増配方針を評価した買いが集まったようだ。売上収益は同10.6%増の149億6000万円を見込む。「金子眼鏡」と「999.9(フォーナインズ)」の両ブランドで合計8店舗以上、国内で新規出店を予定。中国で新規に1店舗以上、出店することも計画する。インバウンド向けの売り上げは前期比14%増の約19億円を想定。両ブランドにおいて引き続き価格改定も実施する方針だ。24年1月期の連結決算は、売上収益が前の期比26.2%増の135億2800万円、最終利益が同7.6倍の22億1700万円だった。
■さくらさく <7097> 1,066円 (+150円、+16.4%) ストップ高
さくらさくプラス <7097> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、24年7月期第2四半期累計(23年8月~24年1月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、経常利益の見通しを5億5200万円から6億5000万円(前期比19.7%増)に上方修正した。業績の上振れを評価した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は167億7300万円から171億円(同23.5%増)に引き上げた。積極的な園児の受け入れを進めた結果、施設の利用園児数が予想を上回った。販売用不動産の売却やコスト削減効果も寄与する。1月中間期の売上高は前年同期比8.1%増の71億800万円、経常利益は同3.0倍の1億8600万円だった。
■雪印メグ <2270> 2,481円 (+302円、+13.9%)
東証プライムの上昇率2位。雪印メグミルク <2270> [東証P]が4日ぶり急反騰。13日の取引終了後、24年3月期連結業績予想について純利益を122億円から191億円(前期比2.1倍)へ上方修正すると発表。あわせて、配当予想を60円から80円(前期60円)に増額しており、これを好感した買いが膨らんだ。第4四半期に投資有価証券売却益112億円が発生したため。なお、通期の売上高や営業利益見通しに変更はない。
■ネオジャパン <3921> 1,249円 (+130円、+11.6%)
東証プライムの上昇率3位。ネオジャパン <3921> [東証P]が急反騰。クラウドサービスとパッケージ製品を両輪にグループウェアを主力展開し、民間だけでなく官公庁への納入実績も豊富で安定した成長基盤を有している。足もとの業績も絶好調といってよく、13日取引終了後に発表した24年1月期決算は営業利益が前の期比5%増の12億9600万円と過去最高利益を更新、更に25年1月期の同利益は前期比24%増の16億500万円と成長が加速する見通し。株主還元も強化し、今期年間配当は前期実績比4円増配となる27円を計画。また、発行済み株式数の5.73%にあたる85万株、金額ベースで9億5115万円を上限とする自社株買いも発表した。今朝の立会外取引で自社株買いを実施し、取得株はすべて消却する予定にある。これを受けて投資マネーが集中する形となった。
■ラクスル <4384> 1,283円 (+112円、+9.6%)
東証プライムの上昇率5位。ラクスル <4384> [東証P]が3日続急伸。13日の取引終了後、24年7月期第2四半期累計(23年8月-24年1月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。最終利益の見通しを21億円(前期比58.0%増)に見直した。これまでは17億~18億円を見込んでいた。あわせて取得総数70万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.20%)、取得総額7億円を上限とする自社株買いを発表しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想は507億円(同23.6%増)と、これまでの494億~504億円のレンジ予想を上回る水準に見直した。エンタープライズ事業やノベルティ事業を中心に、既存事業の業績が拡大。ハコベルに関する持ち分比率の変動による投資損失の減少や、関係会社株式売却益の影響もあって、業績予想に反映した。1月中間期の売上高は前年同期比23.0%増の239億9000万円、最終利益は同34.1%増の17億7900万円だった。自社株の取得期間は3月14日から4月30日までとする。
■第一商品 <8746> 184円 (+16円、+9.5%)
第一商品 <8746> [東証S]が3日続急伸。東京証券取引所が13日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を14日売買分から解除すると発表。取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買われたようだ。日本証券金融も14日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。
■GAテクノ <3491> 1,535円 (+102円、+7.1%)
GA technologies <3491> [東証G]が3日ぶり急反発。SBI証券が13日、GAテクノの目標株価を3600円から4200円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続する。業績平準化施策が奏功し成約数が順調に伸びているとしたうえで、認知度向上施策や顧客ニーズの把握、商品ラインアップの拡充などの地道な企業努力と投資用マンションの潜在的な需要の高さが成約数のコントロールにつながり、第1四半期(11-1月)の黒字確保に寄与したと指摘。不動産賃貸業務システムのグループ会社であるイタンジの今後の見通しも明るいとし、同証券はGAテクノの25年10月期営業利益予想をこれまでの50億2500万円から57億2600万円に引き上げた。なお、GAテクノは14日、イタンジが提供するリアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」について、2月度の不動産賃貸仲介会社からのアクセスが月間1300万PVに到達したと発表した。
■バリューHR <6078> 1,396円 (+89円、+6.8%)
東証プライムの上昇率10位。バリューHR <6078> [東証P]が急反発。13日の取引終了後、日本生命保険(大阪市中央区)と資本・業務提携すると発表。これが買い材料視された。両社の取引先に対し互いに各種サービスを提供するほか、新サービスの共同開発などを行う。バリューHRが実施する自己株式の処分により、日本生命はバリューHR株を77万6300株(発行済み株式数の2.83%)取得する。
■東電HD <9501> 854.8円 (+54.1円、+6.8%)
東京電力ホールディングス <9501> [東証P]が続急伸。世界最大級の原発である同社の柏崎刈羽原発の再稼働に向けた思惑が高まっている。今週12日には国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が斎藤健経済産業相と面談し、柏崎刈羽原発の稼働に向けて妨げるものがないという認識を示し、再稼働を支援することに言及したことが伝わった。これを株価刺激材料とみなした短期資金が攻勢を続けている。株式需給面では信用残は大幅に買い長ながら、日証金では貸株が融資を大きく上回り、直近貸借倍率は0.68倍となっている。
■monoAI <5240> 689円 (+44円、+6.8%)
monoAI technology <5240> [東証G]が3日続急伸。14日、KDDI <9433> [東証P]などと共同で、複数のメタバースプラットフォームを連携したメタバースアライアンス「オープンメタバースネットワーク」を発足したと発表。これが買い材料視された。発足メンバーはKDDI、グリー <3632> [東証P]子会社のREALITY XR cloud、STYLY(スタイリー、東京都新宿区)、monoAIの4社。企業や自治体の メタバース活用に向け、コンサルティングからイベント企画、空間コンテンツの制作まで一気通貫で提供する。
■ロランドDG <6789> 5,350円 (+330円、+6.6%)
ローランド ディー.ジー. <6789> [東証P]が急伸。ブラザー工業 <6448> [東証P]が13日の取引終了後、ロランドDGに対しTOB(株式公開買い付け)を開始する予定だと発表した。ロランドDGはMBO(経営陣が参加する買収)の一環として、米投資ファンドのタイヨウ・パシフィック・パートナーズと組んで1株5035円でのTOBの実施を2月に発表していた。ブラザーによるTOB価格は1株5200円。ロランドDGの14日の株価はブラザーによるTOB価格を上回っており、買収合戦に伴ってTOB価格が引き上げられるとの思惑が広がったようだ。ロランドDGは13日の取引終了後、ブラザーによるTOBの発表を受けてコメントを開示した。ロランドDGの取締役会の賛同を得て実施されたものではないとしたうえで、今後の対応については、企業価値と株主共同の利益の観点から分析・検討し、公表するとした。
■ナレルG <9163> 3,510円 (+215円、+6.5%)
ナレルグループ <9163> [東証G]が急反発。13日の取引終了後に24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比24.5%増の49億8700万円、最終利益は同33.2%増の5億1600万円だった。大幅な増収増益となったことを好感した買いが入ったようだ。建設ソリューション事業では技術者人材の採用を強化した結果、在籍人数と稼働人数が増加した。派遣単価の上昇も業績面で寄与した。
■ステムリム <4599> 574円 (+34円、+6.3%)
ステムリム <4599> [東証G]が4日ぶり急反発。13日の取引終了後、塩野義製薬 <4507> [東証P]へ導出済みの再生誘導医薬開発品「レダセムチド」に関し、虚血性心筋症を対象とした第2相臨床試験の治験計画届が医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ提出されたと発表した。今回の提出をもって治験が開始されることとなるといい、治療薬の実用化を期待した買いが集まったようだ。治験は大阪大学医学部附属病院を中心に、複数の施設で医師主導治験として実施する予定としている。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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