リグア、前期経常を一転37％減益に下方修正

　リグア <7090> [東証Ｇ] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の2億8000万円→1億5100万円(前の期は2億4000万円)に46.1％下方修正し、一転して37.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億8800万円→5900万円(前年同期は8500万円)に68.6％減額し、一転して30.6％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期の通期連結業績につきましては、売上高は機材・消耗品の積極的な販路拡大やソフトウェア販売等による増収を見込んでおりましたが、新型コロナウイルス感染症再拡大により、対面での営業活動自粛や社員の感染並びに濃厚接触等で営業活動に影響が生じました。また、世界的な半導体の供給不足に伴い、主要機材の仕入の一部に遅れが生じたことにより、代替商品の手配等販売計画に影響が生じた結果、前回の予想数値を下回る見込となりました。　一方で、各利益につきましては、上記代替商品の販売等による売上総利益率の低下（約３％）、新製品のDr.Supporterの認知度向上を目的とした広告宣伝費の増加（約２千万円）等により、営業利益及び経常利益が前回の予想数値を下回る見込となりました。さらに、2022年３月期第２四半期にて計上した特別損失により、親会社株主に帰属する当期純利益が前回の予想数値を下回る見込となりました。※上記の業績予想は、現時点において当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。