ＷＤＢココ、今期経常を25％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ＷＤＢココ <7079> [東証Ｍ] が11月5日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の5.3億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5.8億円→7.2億円(前期は5.2億円)に25.0％上方修正し、増益率が10.1％増→37.6％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比29.7％減の1.8億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比2.4倍の3.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の22.4％→35.6％に急上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　既存案件の売上の堅調な推移、前第3四半期以降に稼働開始した複数の案件の売上寄与は、当第３四半期以降も継続することが見込まれます。また、当第２四半期に短期大型案件を売上計上いたしました。これらにより売上高、営業利益が計画水準を超えて伸長する見込みです。以上により、2022年３月期業績予想につきまして、業績予想数値が前回発表を上回る見通しとなったため、予想数値を修正いたしました。なお、この数値の算定につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期については不透明であることから、その影響が通期に渡り継続したと想定し、その影響を織り込んでおります。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。