693円
フィードフォースグループのニュース
■ティムス <4891> 360円 (+80円、+28.6%) ストップ高
ティムス <4891> [東証G]がストップ高。29日の取引終了後、公益財団法人微生物化学研究会(東京都品川区)との間で、化合物探索に関する共同研究契約の締結を完了したと発表。これを手掛かり視した買いが集まった。同研究会が持つ微生物ライブラリーや、化合物ライブラリーについて、ティムスは一部提供を受ける。そのうえで、同社が検討するターゲットに作用する天然由来化合物のスクリーニングを実施。今後のパイプラインの拡充に貢献すると期待する。
■ヘッドウォ <4011> 15,280円 (+2,410円、+18.7%) 一時ストップ高
ヘッドウォータース <4011> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。株式分割後株価での取引初日となった前日29日は目先利益確定の売りに押される展開となったが、30日は大きく買い直される展開で中長期上昇トレンドを継続している。人工知能(AI)を活用したソリューションビジネスを展開するほか、生成AI分野にも積極的に踏み込んでいる。そうしたなか、29日取引終了後、同社は米エヌビディア
■FフォースG <7068> 1,058円 (+150円、+16.5%) ストップ高
フィードフォースグループ <7068> [東証G]がストップ高。29日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。売上高は前期比12.8%増の44億7200万円、経常利益は同32.7%増の13億5400万円と、前期に続き過去最高を見込んでおり、好感されたようだ。プロフェッショナルサービス事業では、生成AI活用を含めた将来の収益基盤構築のための人材投資を進めることから、増収減益を見込む。一方、SaaS事業は増収増益を計画。DX事業ではShopifyアプリ関連の収益の積み上げなどにより、増収・営業損益の黒字化を予想する。23年5月期の売上高は前の期比32.0%増の39億6600万円、経常利益は同11.8%増の10億2000万円だった。
■エニマインド <5027> 1,508円 (+198円、+15.1%)
AnyMind Group <5027> [東証G]が4日続急騰。30日、海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」で、日本郵政 <6178> [東証P]傘下の日本郵便が提供する国際郵便サービスに対応し、EMS(国際スピード郵便)や国際eパケットなどの主要なサービスの送り状の発行を自動化する新機能の提供を開始すると発表したことが好感された。新機能の提供により、ブランド企業やEC事業者はAnyLogiと自社ECサイトやECモールとのAPIを連携を行うことで、手軽に送り状、税関届出書、インボイスなどの必要な書類を発行することが可能になるという。これにより、効率的な配送プランを選択しやすくなるほか、送り状やインボイスの発行も容易になるとしており、利用層の拡大につながると期待されている。
■エレメンツ <5246> 870円 (+92円、+11.8%)
ELEMENTS <5246> [東証G]が4日続急騰。同社グループのLiquidは29日、自社の生体認証技術を活用したオンラインで本人確認が完結するサービス「LIQUID eKYC」が、NTTPCコミュニケーションズ(東京都港区)が提供する中小企業及び個人の顧客向けホスティングサービス「WebARENA Indigo」に導入されたと発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービス。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の撮影、もしくはICチップの読み取りを行い、自撮りの顔写真との照合を行う方式や、公的個人認証を活用した方式を提供しており、累計本人確認件数は2000万件を突破しているという。
■クボテック <7709> 304円 (+30円、+11.0%) 一時ストップ高
クボテック <7709> [東証S]が急反騰、一時ストップ高となった。同社は30日午前10時45分ごろ、海外向け画像処理外観検査装置の受注拡大に伴い、金融機関から資金の借り入れを行うと発表。なお、借入先はりそなホールディングス <8308> [東証P]傘下のりそな銀行で、借入額は2億5000万円となっている。
■マーケットE <3135> 1,659円 (+148円、+9.8%)
東証プライムの上昇率トップ。マーケットエンタープライズ <3135> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は29日、京都府長岡京市とリユース事業に関する協定を締結したと発表。京都府では初の連携だとしており、これが株価を刺激したようだ。長岡京市は、マーケットEが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不用品を廃棄物として捨てずに再利用する仕組みを構築する。なお、同市の導入により、導入自治体は全国で48にのぼるという。
■高島屋 <8233> 2,013円 (+144円、+7.7%)
東証プライムの上昇率2位。高島屋 <8233> [東証P]が急反発。株価は1800円台半ばから1900円台前半のボックス圏もみ合いを続けているが、上値抵抗ラインとなっている75日移動平均線をブレークできるかどうかが注目される。29日取引終了後、24年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の350億円から375億円(前期比15%増)に増額した。高額消費やインバウンド消費の復活で売上高が押し上げられ、経営構造改革に伴うコスト削減効果も発現している。足もとの業績が会社側想定を上回って好調に推移していることで、これを評価する買いを呼び込んだ。
■東テク <9960> 4,790円 (+325円、+7.3%)
東証プライムの上昇率3位。東テク <9960> [東証P]が4日続急伸。30日、23年3月期の連結決算の発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比6.6%増の1350億円、最終利益は同18.5%増の62億円と、前期に続き過去最高を計画する。年間配当は前期比20円増配の182円を見込む。子会社の東テク電工で実体を伴わない仕入取引の疑いがあり、特別調査委員会の調査などに時間を要したことから、決算の開示が遅延した。堅調な業況と増配の見通しが示され、買い安心感につながった。23年3月期の売上高は前の期比15.1%増の1266億9600万円、最終利益は同10.7%増の52億3000万円と、不正関連損失を計上したにもかかわらず大幅な増収増益となった。また、受注高は同19.3%増の1403億円、受注残高は同23.8%増の766億円となった。エネルギー効率の向上に対するニーズが拡大するなか、グループで供給する計装システムの需要が伸長し、受注拡大につながった。
■クロスキャト <2307> 1,207円 (+68円、+6.0%)
東証プライムの上昇率6位。クロスキャット <2307> [東証P]が3日続急伸。29日の取引終了後、同社の「CC-BizMate」のクラウド勤怠管理システムとAIを活用した音声感情解析の2つのソリューションが、経済産業省の「IT導入補助金2023」の対象ツールとして登録認定されたと発表しており、好材料視された。「CC-BizMate」は、勤怠や工数管理業務を効率化して生産性を向上させる「クラウド勤怠管理システム」と、AIによってメンタルヘルスケアを実現する「音声感情解析」の2つのソリューションで顧客の人事DXの推進を支援するツール。IT導入補助金は中小企業・小規模事業者などを対象に、自社の課題・ニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度で、今回の採択を受けて、中小企業や小規模事業者がこれらのソリューションを導入しやすくなり、需要増につながることが期待されている。
■HEROZ <4382> 2,195円 (+113円、+5.4%)
東証プライムの上昇率9位。HEROZ <4382> [東証P]が3日続急伸。30日、同社とポケモン(東京都港区)による特許の登録が明らかとなり、投資家の関心が向かったようだ。発明の名称は「プログラム、情報処理装置、ゲームサーバおよびゲームシステム」で、登録日は6月22日となっている。
■ウェッジHD <2388> 117円 (+6円、+5.4%)
ウェッジホールディングス <2388> [東証G]が急反発。29日の取引終了後、持ち分法適用関連会社であるGL Finance(GLF)及びGroup Lease Holdings(GLH)に対し、Jトラスト <8508> [東証S]傘下のJトラストアジアがカンボジアの裁判所において提起した損害賠償請求が却下されたと発表したことが買い材料となった。同様の開示を行った昭和ホールディングス <5103> [東証S]も急反発。開示資料によると、シンガポールに拠点を置くJトラストアジアはGLFとGLHの詐欺・不法行為により損害が発生したとして、2億2900万ドル(約329億円)の損害賠償を請求していたという。
■エーアイ <4388> 1,260円 (+52円、+4.3%)
エーアイ <4388> [東証G]が3日ぶり大幅反発。音声合成エンジンを開発・販売し、対話型AI関連の一角としてマーケットの関心が高い。29日取引終了後、同社は東芝デジタルソリューションズとエイベックス <7860> [東証P]の合弁会社で音声合成クラウドサービスを展開するコエステの全株式を取得(取得価格は1億4170万円)し子会社化することを発表、この買収による業容拡大への期待が株価を刺激した。同社は、今月中旬にChatGPT(チャットGPT)」を活用した法人向けAIチャットサービス「AIPal Chat」を7月3日から提供開始することを発表し、注目を集めた経緯がある。これを受けて株価は連続ストップ高を交え今月21日に1655円の高値を形成したが、その後は急騰の反動で調整局面にあった。30日は新たな刺激材料のリリースで改めて投資マネーを呼び込んだ形だ。
■大盛工業 <1844> 203円 (+8円、+4.1%)
大盛工業 <1844> [東証S]が大幅高。30日、23年7月期の期末一括配当予想について、これまでの7円に記念配当1円を加えて8円(前期比3円増配)に増額修正すると発表し、株価の支援材料となったようだ。OLY工法(路面覆工工法)の機材リース事業に関し、サービスの向上と販路拡大のために準備を進めてきた名古屋OLY営業所の設置が完了し、営業を開始した。これを受けて今回、記念配当の実施を決定した。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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