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IHIのニュース
31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に
■イオンモール、21/2上方修正 営業利益343億円←300億円
■前場の注目材料:ルネサス、「1カ月で再開」堅持、出荷回復3—4カ月
■売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に
31日の日本株市場は売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。30日の米国市場ではNYダウは104ドル安だった。バイデン大統領が予定しているインフラ計画の詳細発表を控え、景気回復期待と同時に財政赤字の拡大を織り込み長期金利が14カ月ぶり高水準に達したことや原油価格の下落も重しとなり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の29370円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から利食い優勢の展開になりそうだ。昨日は指数インパクトの大きい値がさの一角が日経平均をけん引する格好となり、こう着感は強かったものの、配当分を吸収する強い展開だった。米国市場の下落影響から値がさの一角は反動も意識されやすく、朝方はインデックスに絡んだ売りが先行することになろう。また、実質新年度相場入りではあるものの、月末最終日となることから機関投資家等の積極的な売買は手控えられやすい面もある。その他、ここ数カ月は月末最終日に大きく下落する傾向があるため、警戒する声も少なからず聞かれているため、押し目狙いのスタンスといったところであろう。
米国ではバリュー株への物色にシフトしているものの、ハイテク株についてもSOX指数は小幅な下落にとどまっていることもあり、長期金利の上昇に対する耐性はついてきているようである。バイデン大統領のインフラ計画に対する期待感は根強く、売り仕掛けてくる流れも出しづらいとみておきたい。物色の流れとしてはバリューシフトの流れを引き継ぐ格好になると考えられるものの、割高感が後退してきているハイテクなどグロースの押し目を狙う動きも意識されやすいだろう。また、バイデン大統領のインフラ政策の流れを受けたインフラ関連などへの物色も想定しておきたいところである。
なお、米国でのブロック取引による金融市場の大きな混乱はみられていないものの、今後損失額が明らかになるにつれて、相場の重荷となる可能性がありそうだ。そのため、コア銘柄への物色を手控え、中小型の材料株などへシフトしやすい面も想定しておく必要はあるとみておきたい。
■イオンモール、21/2上方修正 営業利益343億円←300億円
イオンモール<8905>は2021年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は300億円から343億円に上方修正している。第4四半期に入り、国内においては緊急事態宣言の再発出の影響があり、一時的に専門店売上が落ち込んだものの、年間を通じて国内外の専門店売上は改善基調で推移した。営業利益は減益ながらもコンセンサス(330億円程度)を上回る見通し。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29432.70、+48.18)
・1ドル110円30-40銭
・VIX指数は低下(19.61、-1.13)
・米長期金利は横ばい
・3月期末のドレッシング買い期待
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・ルネサス<6723>「1カ月で再開」堅持、出荷回復3—4カ月
・明電舎<6508>中国にEVモーターの新工場、国内投資は中止
・トヨタ<7203>EV「レクサス」披露、トヨタ新戦略、25年、全車種に
・シャープ<6753>電子デバイスを集約、2子会社、福山で
・伊藤忠<8001>伊藤忠など、インドネシアでユーグレナ培養推進
・トヨタ<7203>中国でFCシステム生産
・マツダ<7261>手動運転可能な下肢障がい者向けEV試作
・中央発條<5992>新型「MIRAI」にバネ製品、水素タンク固定用など
・IHI<7013>発電設備をドローン点検、サービス開始
・ダイフク<6383>空港マテハン収益向上、車向け経営ノウハウ活用
・ブラザー工業<6448>工作機械の中国工場増床、愛知と合わせ能力2倍
・日立建機<6305>鉱山機械「排出ゼロ」に、ABBと協力覚書
・DMG森精機<6141>ユニット部品製造を分社、採算管理徹底
・豊田織<6201>自動運転の貨物けん引車、来年10月発売
・NTN<6472>グリース漏れ70%低減、フィルム延伸機向け軸受
・富士通<6702>小山工場でローカル5G、無人搬送に活用
・マクセルHD<6810>全固体電池を開発、表面実装に対応
・京セラ<6971>簡単に5G接続可能な通信機器、5月投入
・東洋炭素<5310>燃料電池向けに白金「担持」の電極触媒、工程短縮、低価格化
・日本製鉄<5401>脱炭素へ開発投資前倒し、一部高炉、電炉に転換
・コニカミノルタ<4902>パルスオキシメーター生産再開、家庭用、能力20倍
・三菱ガス<4182>CO2からメタノール製造、技術供与、来年開始
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 2月鉱工業生産速報値(前月比予想:-1.3%、1月:+4.3%)
<海外>
・10:00 中・3月製造業PMI(予想:51.2、2月:50.6)
・10:00 中・3月非製造業PMI(予想:52.0、2月:51.4) <ST>
■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に
■イオンモール、21/2上方修正 営業利益343億円←300億円
■前場の注目材料:ルネサス、「1カ月で再開」堅持、出荷回復3—4カ月
■売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に
31日の日本株市場は売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。30日の米国市場ではNYダウは104ドル安だった。バイデン大統領が予定しているインフラ計画の詳細発表を控え、景気回復期待と同時に財政赤字の拡大を織り込み長期金利が14カ月ぶり高水準に達したことや原油価格の下落も重しとなり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の29370円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から利食い優勢の展開になりそうだ。昨日は指数インパクトの大きい値がさの一角が日経平均をけん引する格好となり、こう着感は強かったものの、配当分を吸収する強い展開だった。米国市場の下落影響から値がさの一角は反動も意識されやすく、朝方はインデックスに絡んだ売りが先行することになろう。また、実質新年度相場入りではあるものの、月末最終日となることから機関投資家等の積極的な売買は手控えられやすい面もある。その他、ここ数カ月は月末最終日に大きく下落する傾向があるため、警戒する声も少なからず聞かれているため、押し目狙いのスタンスといったところであろう。
米国ではバリュー株への物色にシフトしているものの、ハイテク株についてもSOX指数は小幅な下落にとどまっていることもあり、長期金利の上昇に対する耐性はついてきているようである。バイデン大統領のインフラ計画に対する期待感は根強く、売り仕掛けてくる流れも出しづらいとみておきたい。物色の流れとしてはバリューシフトの流れを引き継ぐ格好になると考えられるものの、割高感が後退してきているハイテクなどグロースの押し目を狙う動きも意識されやすいだろう。また、バイデン大統領のインフラ政策の流れを受けたインフラ関連などへの物色も想定しておきたいところである。
なお、米国でのブロック取引による金融市場の大きな混乱はみられていないものの、今後損失額が明らかになるにつれて、相場の重荷となる可能性がありそうだ。そのため、コア銘柄への物色を手控え、中小型の材料株などへシフトしやすい面も想定しておく必要はあるとみておきたい。
■イオンモール、21/2上方修正 営業利益343億円←300億円
イオンモール<8905>は2021年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は300億円から343億円に上方修正している。第4四半期に入り、国内においては緊急事態宣言の再発出の影響があり、一時的に専門店売上が落ち込んだものの、年間を通じて国内外の専門店売上は改善基調で推移した。営業利益は減益ながらもコンセンサス(330億円程度)を上回る見通し。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29432.70、+48.18)
・1ドル110円30-40銭
・VIX指数は低下(19.61、-1.13)
・米長期金利は横ばい
・3月期末のドレッシング買い期待
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・ルネサス<6723>「1カ月で再開」堅持、出荷回復3—4カ月
・明電舎<6508>中国にEVモーターの新工場、国内投資は中止
・トヨタ<7203>EV「レクサス」披露、トヨタ新戦略、25年、全車種に
・シャープ<6753>電子デバイスを集約、2子会社、福山で
・伊藤忠<8001>伊藤忠など、インドネシアでユーグレナ培養推進
・トヨタ<7203>中国でFCシステム生産
・マツダ<7261>手動運転可能な下肢障がい者向けEV試作
・中央発條<5992>新型「MIRAI」にバネ製品、水素タンク固定用など
・IHI<7013>発電設備をドローン点検、サービス開始
・ダイフク<6383>空港マテハン収益向上、車向け経営ノウハウ活用
・ブラザー工業<6448>工作機械の中国工場増床、愛知と合わせ能力2倍
・日立建機<6305>鉱山機械「排出ゼロ」に、ABBと協力覚書
・DMG森精機<6141>ユニット部品製造を分社、採算管理徹底
・豊田織<6201>自動運転の貨物けん引車、来年10月発売
・NTN<6472>グリース漏れ70%低減、フィルム延伸機向け軸受
・富士通<6702>小山工場でローカル5G、無人搬送に活用
・マクセルHD<6810>全固体電池を開発、表面実装に対応
・京セラ<6971>簡単に5G接続可能な通信機器、5月投入
・東洋炭素<5310>燃料電池向けに白金「担持」の電極触媒、工程短縮、低価格化
・日本製鉄<5401>脱炭素へ開発投資前倒し、一部高炉、電炉に転換
・コニカミノルタ<4902>パルスオキシメーター生産再開、家庭用、能力20倍
・三菱ガス<4182>CO2からメタノール製造、技術供与、来年開始
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 2月鉱工業生産速報値(前月比予想:-1.3%、1月:+4.3%)
<海外>
・10:00 中・3月製造業PMI(予想:51.2、2月:50.6)
・10:00 中・3月非製造業PMI(予想:52.0、2月:51.4) <ST>
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