三井ハイテク、今期経常を15％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も37円増額

　三井ハイテック <6966> が12月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の100億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の117億円→135億円(前期は39億円)に15.4％上方修正し、増益率が3.0倍→3.5倍に拡大し、従来の24期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の56.2億円→74.2億円(前年同期は31.2億円)に32.0％増額し、増益率が80.2％増→2.4倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の27円→64円(前期は21円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の39.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.5％→10.4％に急改善した。

株探ニュース