浜松ホトニクスが大幅続落、１６年９月期業績予想の下方修正を嫌気

　浜松ホトニクス<6965.T>が大幅続落。９日の取引終了後、１６年９月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１２６９億円から１２１９億円（前期比１．０％増）へ、営業利益を２３２億円から２０４億円（同１３．５％減）へ、純利益を１７２億円から１４９億円（同１０．２％減）へ下方修正し、最終利益を増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

　あわせて発表した第２四半期累計（１５年１０月～１６年３月）連結決算が、売上高６２８億４３００万円（前年同期比１．０％増）、営業利益１１１億１００万円（同１９．４％減）、純利益７８億８２００万円（同２０．１％減）と２ケタ減益となったことや、為替想定レートを第１四半期時点の１ドル＝１２０円、１ユーロ＝１３０円から、各々１１０円・１２５円へ修正したことなどが要因としている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）