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エンプラスのニュース
27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:29000円処を支持線とした底堅い相場展開
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益1980億円←1585億円
■前場の注目材料:デンソー、CASE1000人、ソフト人材に転進支援
■29000円処を支持線とした底堅い相場展開
27日の日本株市場は、引き続き日経平均の29000円処を支持線とした底堅い相場展開が見込まれる。26日の米国市場はNYダウが61ドル安と下落する一方で、ナスダックは上昇。ディーズ国家経済会議(NEC)委員長が所得100万ドルを超える納税者に対するキャピタルゲイン課税を週内に提案する可能性を示唆したことが警戒されたものの、強い企業決算や景気回復期待を背景にハイテク株が買われナスダックの上昇に繋がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の29235円。円相場は1ドル108円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開から始まろう。米国ではハイテク株主導での上昇を見せていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテクなどに買いが波及する展開も期待されよう。日経平均は29000円を固める動きが意識されており、本格化する決算を前に積極的な売買は手控えられるものの、ハイテク決算への期待などから25日線辺りを意識させてくる可能性はありそうだ。また、米国ではバイデン大統領によるキャピタルゲイン課税に対する警戒感が重荷となるものの、影響を受けるのは納税者の0.3%にとどまるとも伝わっており、長期投資に大きな影響を及ぼすことを示す事実はないと報じられている。過度な警戒感は強まりづらく、決算期待が先行しやすいところである。
物色の流れとしては、ナスダックの上昇を背景に指数インパクトの大きい値がさハイテク株に関心が集まりやすいほか、決算を手掛かりとした個別物色に向かいそうである。決算を発表する企業数は増加傾向にあるが、業績修正を発表する企業が目立っている。想定されていた動きではあるものの、上方修正においては改めて評価する流れが期待されよう。昨夕に発表された決算では、CDG<2487>、CEHD<4320>、FPG<7148>、GMB<7214>、IHI<7013>、MTジェネック<9820>、アイチコーポ<6345>、エンプラス<6961>、カーバイド<4064>、キヤノン<7751>辺りの動向が注目される。そのほか、政策に対するテーマ性のある銘柄への循環物色もみられよう。
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益1980億円←1585億円
キヤノン<7751>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1585億円から1980億円に上方修正している。コンセンサス(1780億円程度)を上回る。在宅勤務の増加でインクジェットプリンターや、新製品を投入したカメラの販売が想定を上回る。また、半導体不足を背景に露光装置の需要が高まっている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29126.23、+105.60)
・ナスダック総合指数は上昇(14138.78、+121.97)
・シカゴ日経225先物は上昇(29235、大阪比+65)
・1ドル108円00-10銭
・SOX指数は上昇(3250.26、+53.28)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・デンソー<6902>CASE1000人、ソフト人材に転進支援
・日野自<7205>カミンズから北米向けエンジン調達、電動化に開発重点
・パナソニック<6752>印、コロナ感染深刻化、現地工場停止
・日本触媒<4114>長期ビジョンを策定、ソリューションズ事業拡大
・JUKI<6440>ペガサスと工業用ミシンで提携、SDGs視点で展開
・JAL<9201>春秋航空日本を子会社化、コロナ後見据え
・ホンダ<7267>ホンダ・日産など、軽EVの開発本格化、価格・電池“現実解”探る
・住友理工<5191>防振ゴムの電動化対応加速、欧企業から受注
・ブリヂストン<5108>豪社買収、鉱山車両用タイヤ強化
・大同特殊鋼<5471>米ティムケンの中国子会社買収、特殊鋼など販売拡充
・島津製<7701>DNA抽出自動化、遺伝子解析の前処理向け
・古河電工<5801>日亜化学と車部品レーザー加工で提携、6月に共同ラボ開設
・太陽誘電<6976>静電容量倍増の積層セラミックコンデンサー、6月量産
・NTTデータ<9613>JAXAと3次元地図の高精度化へ共同研究
・アステラス製薬<4503>米で抗がん剤2件承認申請
・塩野義<4507>経口薬の吸収、高精度に再現、塩野義の機器、販売伸びる
・オンコリス<4588>新日本科学と提携、共同でコロナ薬
・大阪ガス<9532>光学制御で放射冷却素材、フィルム・帆布開発
・三井化学<4183>日本IBMとプラの資源循環基盤構築、再生プラを再利用
・日本化学工業<4092>高純度赤リンの新生産棟稼働
・JFE<5411>新中計に脱炭素対応策、技術開発など方向性
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
<海外>
・10:30 中・3月工業企業利益(2月:前年比+20.1%) <ST>
■株式見通し:29000円処を支持線とした底堅い相場展開
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益1980億円←1585億円
■前場の注目材料:デンソー、CASE1000人、ソフト人材に転進支援
■29000円処を支持線とした底堅い相場展開
27日の日本株市場は、引き続き日経平均の29000円処を支持線とした底堅い相場展開が見込まれる。26日の米国市場はNYダウが61ドル安と下落する一方で、ナスダックは上昇。ディーズ国家経済会議(NEC)委員長が所得100万ドルを超える納税者に対するキャピタルゲイン課税を週内に提案する可能性を示唆したことが警戒されたものの、強い企業決算や景気回復期待を背景にハイテク株が買われナスダックの上昇に繋がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の29235円。円相場は1ドル108円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開から始まろう。米国ではハイテク株主導での上昇を見せていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテクなどに買いが波及する展開も期待されよう。日経平均は29000円を固める動きが意識されており、本格化する決算を前に積極的な売買は手控えられるものの、ハイテク決算への期待などから25日線辺りを意識させてくる可能性はありそうだ。また、米国ではバイデン大統領によるキャピタルゲイン課税に対する警戒感が重荷となるものの、影響を受けるのは納税者の0.3%にとどまるとも伝わっており、長期投資に大きな影響を及ぼすことを示す事実はないと報じられている。過度な警戒感は強まりづらく、決算期待が先行しやすいところである。
物色の流れとしては、ナスダックの上昇を背景に指数インパクトの大きい値がさハイテク株に関心が集まりやすいほか、決算を手掛かりとした個別物色に向かいそうである。決算を発表する企業数は増加傾向にあるが、業績修正を発表する企業が目立っている。想定されていた動きではあるものの、上方修正においては改めて評価する流れが期待されよう。昨夕に発表された決算では、CDG<2487>、CEHD<4320>、FPG<7148>、GMB<7214>、IHI<7013>、MTジェネック<9820>、アイチコーポ<6345>、エンプラス<6961>、カーバイド<4064>、キヤノン<7751>辺りの動向が注目される。そのほか、政策に対するテーマ性のある銘柄への循環物色もみられよう。
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益1980億円←1585億円
キヤノン<7751>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1585億円から1980億円に上方修正している。コンセンサス(1780億円程度)を上回る。在宅勤務の増加でインクジェットプリンターや、新製品を投入したカメラの販売が想定を上回る。また、半導体不足を背景に露光装置の需要が高まっている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29126.23、+105.60)
・ナスダック総合指数は上昇(14138.78、+121.97)
・シカゴ日経225先物は上昇(29235、大阪比+65)
・1ドル108円00-10銭
・SOX指数は上昇(3250.26、+53.28)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・デンソー<6902>CASE1000人、ソフト人材に転進支援
・日野自<7205>カミンズから北米向けエンジン調達、電動化に開発重点
・パナソニック<6752>印、コロナ感染深刻化、現地工場停止
・日本触媒<4114>長期ビジョンを策定、ソリューションズ事業拡大
・JUKI<6440>ペガサスと工業用ミシンで提携、SDGs視点で展開
・JAL<9201>春秋航空日本を子会社化、コロナ後見据え
・ホンダ<7267>ホンダ・日産など、軽EVの開発本格化、価格・電池“現実解”探る
・住友理工<5191>防振ゴムの電動化対応加速、欧企業から受注
・ブリヂストン<5108>豪社買収、鉱山車両用タイヤ強化
・大同特殊鋼<5471>米ティムケンの中国子会社買収、特殊鋼など販売拡充
・島津製<7701>DNA抽出自動化、遺伝子解析の前処理向け
・古河電工<5801>日亜化学と車部品レーザー加工で提携、6月に共同ラボ開設
・太陽誘電<6976>静電容量倍増の積層セラミックコンデンサー、6月量産
・NTTデータ<9613>JAXAと3次元地図の高精度化へ共同研究
・アステラス製薬<4503>米で抗がん剤2件承認申請
・塩野義<4507>経口薬の吸収、高精度に再現、塩野義の機器、販売伸びる
・オンコリス<4588>新日本科学と提携、共同でコロナ薬
・大阪ガス<9532>光学制御で放射冷却素材、フィルム・帆布開発
・三井化学<4183>日本IBMとプラの資源循環基盤構築、再生プラを再利用
・日本化学工業<4092>高純度赤リンの新生産棟稼働
・JFE<5411>新中計に脱炭素対応策、技術開発など方向性
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
<海外>
・10:30 中・3月工業企業利益(2月:前年比+20.1%) <ST>
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