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ジオマテックのニュース
今週の新興市場では、マザーズ指数が前の週から一転して大幅な下落を強いられた。米国ではゲーム専門店のゲームストップ株の乱高下などを巡り、「過剰投機」問題が急浮上。また、中国人民銀行(中央銀行)ではインフレ警戒的な動きが出てきて、海外株安とともに日経平均は週間で1000円近い下落となった。前の週は幕間つなぎ的な物色から堅調だったマザーズ銘柄だが、株式相場全体の地合いが悪化するとともにリスク回避目的の売りが広がった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-3.4%であったのに対して、マザーズ指数は-6.4%、日経ジャスダック平均は-1.2%だった。マザーズ指数の日足チャートを見ると、1200pt台をかろうじてキープしているものの、25日移動平均線や75日移動平均線を割り込む格好となっている。
個別では、メルカリ<4385>が週間で4.0%安、フリー<4478>が同10.9%安、ラクス<3923>が同11.2%安などとマザーズ時価総額上位は軒並み軟調。ただ、弁護士ドットコム<6027>は決算での電子契約サービスの伸びが好感される場面もあり、同0.1%安にとどまった。売買代金上位では、前の週に出直りムードとなりつつあったBASE<4477>、昨年12月上場で人気を集めていたバルミューダ<6612>やプレイド<4165>が大幅安。また、アズーム<3496>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではヘッドウォータース<4011>が逆行高となり、業績上方修正を発表したバーチャレクス・HD<6193>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力では、業績上方修正の東映アニメーション<4816>が同3.3%高。また、ワークマン<7564>も同5.5%高と堅調だったが、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同8.5%安となるなどまちまち。売買代金上位ではウエストHD<1407>が売られ、大日光・エンジニアリング<6635>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、ジオマテック<6907>はおよそ2.8倍に急伸した。
来週の新興市場では、不安定な値動きが続くことも想定しておきたい。今週末の米国市場では、ゲームストップ株などが再び急騰。この問題を巡る有力政治家の発言も相次ぎ、金融市場の混乱や規制強化への懸念がくすぶる。また、中国でも人民銀の金融引き締め観測や春節前の資金需要を背景に金利が急上昇しており、日本株全体としては海外市場睨みの神経質な展開を強いられるだろう。新興株は昨年11月以降の株高に取り残されていたとはいえ、個人投資家が取引主体とあって、市場急変に対する警戒感が反映されやすい。
来週は、2月2日にセプテーニ・HD<4293>、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>、4日にメルカリ、5日にすららネット<3998>、JTOWER<4485>、東洋合成工業<4970>などが決算発表を予定している。もともと業績期待の高い銘柄が少なくないだけに、サプライズ感が強くなければ買いが続きにくいか。
IPO関連では、2月5日にQDレーザ<6613>がマザーズへ新規上場する。2021年最初のIPO、かつ半導体レーザー技術のスタートアップ企業として注目度は比較的高く、ブックビルディングにおける需要は堅調だったようだ。ただ、公開規模はやや荷もたれ感があり、業績面も赤字とあって、株式相場全体の地合いの影響を受けやすい点には注意する必要があるだろう。
<FA>
個別では、メルカリ<4385>が週間で4.0%安、フリー<4478>が同10.9%安、ラクス<3923>が同11.2%安などとマザーズ時価総額上位は軒並み軟調。ただ、弁護士ドットコム<6027>は決算での電子契約サービスの伸びが好感される場面もあり、同0.1%安にとどまった。売買代金上位では、前の週に出直りムードとなりつつあったBASE<4477>、昨年12月上場で人気を集めていたバルミューダ<6612>やプレイド<4165>が大幅安。また、アズーム<3496>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではヘッドウォータース<4011>が逆行高となり、業績上方修正を発表したバーチャレクス・HD<6193>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力では、業績上方修正の東映アニメーション<4816>が同3.3%高。また、ワークマン<7564>も同5.5%高と堅調だったが、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同8.5%安となるなどまちまち。売買代金上位ではウエストHD<1407>が売られ、大日光・エンジニアリング<6635>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、ジオマテック<6907>はおよそ2.8倍に急伸した。
来週の新興市場では、不安定な値動きが続くことも想定しておきたい。今週末の米国市場では、ゲームストップ株などが再び急騰。この問題を巡る有力政治家の発言も相次ぎ、金融市場の混乱や規制強化への懸念がくすぶる。また、中国でも人民銀の金融引き締め観測や春節前の資金需要を背景に金利が急上昇しており、日本株全体としては海外市場睨みの神経質な展開を強いられるだろう。新興株は昨年11月以降の株高に取り残されていたとはいえ、個人投資家が取引主体とあって、市場急変に対する警戒感が反映されやすい。
来週は、2月2日にセプテーニ・HD<4293>、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>、4日にメルカリ、5日にすららネット<3998>、JTOWER<4485>、東洋合成工業<4970>などが決算発表を予定している。もともと業績期待の高い銘柄が少なくないだけに、サプライズ感が強くなければ買いが続きにくいか。
IPO関連では、2月5日にQDレーザ<6613>がマザーズへ新規上場する。2021年最初のIPO、かつ半導体レーザー技術のスタートアップ企業として注目度は比較的高く、ブックビルディングにおける需要は堅調だったようだ。ただ、公開規模はやや荷もたれ感があり、業績面も赤字とあって、株式相場全体の地合いの影響を受けやすい点には注意する必要があるだろう。
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