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「半導体」が2位にランクイン、ラピダスへの5900億円追加支援で色めく<注目テーマ>
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1 不動産関連
2 半導体
3 データセンター
4 人工知能
5 生成AI
6 円高メリット
7 半導体製造装置
8 2024年のIPO
9 ペロブスカイト太陽電池
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が2位にランクインしている。
ここレーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、SCREENホールディングス<7735.T>といった半導体製造装置大手メーカーの株価の上値がやや重くなっている。また、SUMCO<3436.T>や信越化学工業<4063.T>、東京応化工業<4186.T>といった半導体素材や関連部材メーカーの株価も戻り売りに押されがちだが、きょうは総じて買い戻し優勢の流れにある。
前日の米国株市場では半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジー<MU>が5%を超える上昇をみせたほか、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>、インテル<INTC>、エヌビディア<NVDA>などが総じて頑強な値動きを示し、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日続伸と上値追い基調を強めた。半導体需要は生成AI市場の急成長を背景に、AI用半導体を中心に増勢が続いており、関連企業の収益環境に依然として追い風が強い。そうしたなか、前日の米国株市場の地合いを引き継いで、きょうの東京市場でも半導体セクターの銘柄群に投資資金が流れ込んだ。
岸田政権では国内の半導体業界に対する政策支援を積極化させている。直近では経済産業省が、日の丸半導体新会社で先端半導体の国産化を目指すラピダスに対し、最大5900億円の追加支援を行うことが伝わり、新たな株価刺激材料として注目された。ラピダスは2020年代後半に2ナノメートルの線幅の次世代半導体の量産を計画しており、これに対し国策的な支援体制が鮮明となっている。今回の支援を合わせ、支援総額は1兆円近くに及ぶもようで、国内半導体産業全般へのインパクトも大きなものとなる。
半導体関連の裾野は広く、主力どころ以外でも、野村マイクロ・サイエンス<6254.T>、テラプローブ<6627.T>、フェローテックホールディングス<6890.T>、ローツェ<6323.T>、ザインエレクトロニクス<6769.T>、トリケミカル研究所<4369.T>など注目銘柄は多い。
出所:MINKABU PRESS
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