654円
三社電機製作所のニュース
三社電機が急反落、材料費高騰など響き上期営業利益28%減◇
三社電機製作所<6882.T>が急反落している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高129億400万円(前年同期比21.2%増)、営業利益3億700万円(同28.1%減)、純利益1億3400万円(同58.1%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
半導体事業で国内及び欧州市場での販売が増加し、特に汎用インバータの市場は好調だったほか、電源機器事業では素材加工用の大型電源が好調だった。ただ、材料費や電気料金の高騰、円安などが利益を圧迫し、減益を余儀なくされた。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高260億円(前期比14.7%増)、営業利益16億円(同21.5%増)、純利益12億円(同4.6%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、三菱重工業<7011.T>及び日東工業<6651.T>と資本・業務提携を締結したと発表した。第三者割当増資を実施し、三菱重に133万5000株、日東工に66万7100株を割り当てる。これにより三菱重の持ち株比率は10.04%となり筆頭株主となる(日東工の持ち株比率は5.02%)。調達資金約16億4800万円は岡山工場の増産など設備投資に当てるほか、研究開発投資にも充当する。
あわせて、155万株(発行済み株数の10.36%)、または17億2050万円とする自社株を、9日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表した。筆頭株主のパナソニック ホールディングス<6752.T>から売却する意向があるとの連絡を受けていたという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
半導体事業で国内及び欧州市場での販売が増加し、特に汎用インバータの市場は好調だったほか、電源機器事業では素材加工用の大型電源が好調だった。ただ、材料費や電気料金の高騰、円安などが利益を圧迫し、減益を余儀なくされた。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高260億円(前期比14.7%増)、営業利益16億円(同21.5%増)、純利益12億円(同4.6%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、三菱重工業<7011.T>及び日東工業<6651.T>と資本・業務提携を締結したと発表した。第三者割当増資を実施し、三菱重に133万5000株、日東工に66万7100株を割り当てる。これにより三菱重の持ち株比率は10.04%となり筆頭株主となる(日東工の持ち株比率は5.02%)。調達資金約16億4800万円は岡山工場の増産など設備投資に当てるほか、研究開発投資にも充当する。
あわせて、155万株(発行済み株数の10.36%)、または17億2050万円とする自社株を、9日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表した。筆頭株主のパナソニック ホールディングス<6752.T>から売却する意向があるとの連絡を受けていたという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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