半導体関連の設備投資意欲復活に期待で戻り足を強める
業種:電気機器
時価総額:405億円
PER:35.17倍
PBR: 1.59倍
半導体ウエハーの計測機器であるプローブカードを中心に、半導体検査装置のテスタやソケットなどを手掛ける。光学ディスプレーといったFPD関連製品のほか2次電池開発も。
業績面においては8月の第3Q実績で前期比2ケタ減とFPD関連市場の減速の影響は避けられなかったとみられるが、主力のプローブカード事業は堅調さを維持。受注高は第3Qで減少したものの前期比ではTEの落ち込みが目立つだけのものとなり、事業全体としてはさほど懸念されるものではない。FPD関連市場は夏場以降に回復の兆しもみられ始めたことから第4Q次第で通期計画は十分達成可能とみる。
株価は本決算発表を控える中で、今期は業績予想を大幅に下方修正したことと減配発表で売られる場面がありつつ、足元では戻り足を強めている。半導体関連の設備投資意欲が復活していることから基本線は期待度が高いと言えるが、今回は業績底入れを確認することができることと、来期の利益計画が焦点になるものとみる。
時価総額:405億円
PER:35.17倍
PBR: 1.59倍
半導体ウエハーの計測機器であるプローブカードを中心に、半導体検査装置のテスタやソケットなどを手掛ける。光学ディスプレーといったFPD関連製品のほか2次電池開発も。
業績面においては8月の第3Q実績で前期比2ケタ減とFPD関連市場の減速の影響は避けられなかったとみられるが、主力のプローブカード事業は堅調さを維持。受注高は第3Qで減少したものの前期比ではTEの落ち込みが目立つだけのものとなり、事業全体としてはさほど懸念されるものではない。FPD関連市場は夏場以降に回復の兆しもみられ始めたことから第4Q次第で通期計画は十分達成可能とみる。
株価は本決算発表を控える中で、今期は業績予想を大幅に下方修正したことと減配発表で売られる場面がありつつ、足元では戻り足を強めている。半導体関連の設備投資意欲が復活していることから基本線は期待度が高いと言えるが、今回は業績底入れを確認することができることと、来期の利益計画が焦点になるものとみる。