5,201円
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■エネチェンジ <4169> 478円 (+80円、+20.1%) ストップ高
ENECHANGE <4169> [東証G]がストップ高。16日取引終了後、EV充電事業の会計処理問題を受けて発表を延期していた1-3月期連結決算を開示した。前期末時点で約14億7900万円のマイナスとなっていた純資産額が3月末時点で約21億8100万円のプラスと債務超過を解消しており、買い安心感が広がった。1-3月期の売上高は13億5600万円(前年同期比27.4%増)、最終損益は3億7100万円の赤字(前年同期4億2500万円の赤字)だった。家庭向けや法人向けの電力・ガス切り替えサービスを手掛ける主力のエネルギープラットフォーム事業が増収減益に。EV充電事業も売上高は大きく増加したが、先行投資が響きセグメント赤字を計上した。営業外収益の補助金受贈益が寄与し、最終赤字幅は縮小した。
■SIGG <4386> 673円 (+100円、+17.5%) ストップ高
SIGグループ <4386> [東証S]がストップ高。官公庁向けを主力にシステム開発を行っており、デジタルトランスフォーメーション(DX)需要を捉え今期は好調な業績が見込まれている。16日取引終了後、東京大学とフランス研究所発の先端AI開発スタートアップであるコーピー(東京都千代田区)と業務提携し、新規事業推進部内にAI戦略グループを設立(8月1日付)することを発表した。各業界の人手不足が深刻な状況下、同社はAIを活用した業務改革支援に対するニーズに対応した戦略に積極的に取り組む姿勢を明示しており、今回の提携に伴う展開力強化に期待した買いを呼び込んだ。
■ザイン <6769> 1,946円 (+276円、+16.5%)
ザインエレクトロニクス <6769> [東証S]が急反騰。16日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1-6月)連結業績について、売上高が従来予想の18億5800万円から20億4700万円(前年同期比16.4%減)へ、営業損益が2億7300万円の赤字から1億200万円の赤字(前年同期1億2400万円の黒字)へ、最終損益が1億4000万円の赤字から1億5900万円の黒字(前年同期比6.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが流入した。LSI事業において、主に中国市場を中心とした海外市場で顧客需要の回復がみられ、製品出荷が好調に推移したことが要因。また、研究開発活動を順調に進めつつ、コスト削減を進めたことも寄与した。また、この日の寄り前にはエヌビディア
■ヤマシン―F <6240> 544円 (+66円、+13.8%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ヤマシンフィルタ <6240> [東証P]が4日続急騰、一時ストップ高の水準となる前営業日16日比80円高の558円に買われた。同社は建設機械の油圧やエンジンオイル、燃料、トランスミッションに向けたフィルターを主力商品とする。11月の米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利を収めるとの見方から、金融市場全般にトランプラリーの色彩が強まっている。インフラ開発面で恩恵を受けるとされる建機株に思惑的な資金が流入するなか、ヤマシン―Fは1期目のトランプ政権の初期において、建機関連の需要拡大が見込まれる銘柄として注目された過去がある。株価は3ケタ台にとどまっていることもあって、短期志向の個人投資家の資金が流入し、株高に弾みがついたようだ。
■セルソース <4880> 1,588円 (+176円、+12.5%)
東証プライムの上昇率2位。セルソース <4880> [東証P]が3日続急騰。16日の取引終了後、東京都から「卵子凍結に係る対象者向けオンライン説明会運営業務」を受託したと発表しており、好材料視された。東京都が行う「卵子凍結に係る費用の助成」の対象者に向けたオンライン説明会の運営業務を受託した。助成にあたっては、希望する人が安全かつ安心な環境で卵子凍結を行えるよう、卵子凍結に関する正しい知識を身に付けるための同説明会への参加が要件となっていることから、同社では、これまで卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク」提供に際して行ってきた卵子凍結・保管に関する説明会で得た経験を生かし、受託業務を遂行するとしている。
■東宝 <9602> 5,079円 (+543円、+12.0%)
東証プライムの上昇率3位。東宝 <9602> [東証P]が続急騰。16日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高859億7600万円(前年同期比15.9%増)、営業利益245億7600万円(同34.1%増)、純利益161億4900万円(同31.4%増)と大幅な増収増益となったことが好感された。映画営業事業で、前期第4四半期からの続映作品で興行収入110億円を突破した「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」や興行収入150億円を超えた「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」のほか、「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」などがヒットし業績に貢献した。また映像事業において、「ハイキュー!!」「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」「SPY×FAMILY」などが劇場公開、動画配信、商品化権、パッケージ販売などの多面的展開により好調に推移した。なお、25年2月期通期業績予想は、売上高2800億円(前期比1.2%減)、営業利益550億円(同7.2%減)、純利益390億円(同13.9%減)の従来見通しを据え置いている。
■FVC <8462> 849円 (+79円、+10.3%)
フューチャーベンチャーキャピタル <8462> [東証S]が5日ぶり急反騰。16日の取引終了後、人材紹介フランチャイザー業を展開するTHE FREE AGENT LAB(東京都千代田区)を子会社化すると発表した。6月に子会社化に向けた基本合意書の締結を公表していたが、今月18日に株式譲渡を実行することなどを決議した。加えて、10月1日付で単独株式移転により設立する持ち株会社のAIフュージョンキャピタルグループに関し、定款変更も開示。事業の目的に関してはこれまでベンチャー企業に対する投資などを挙げていたが、「AI関連企業の有価証券の取得及び保有」などを加えて修正した。子会社化による事業へのプラス効果とともに、AI関連での投資効果への期待が高まり、買いが入ったようだ。THE FREE AGENT LABはSNSマーケティングを駆使した人材募集方法をビジネスモデルの核としており、FVCはAI分野での人材確保などについても、同手法を用いた展開を将来的に検討していくとしている。
■ハイブリッド <4260> 589円 (+53円、+9.9%)
ハイブリッドテクノロジーズ <4260> [東証G]が急反発。16日の取引終了後、新潟を拠点として中小企業向けのDX支援事業を展開するドコドア(新潟市中央区)株式の80%を17日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。今回のドコドアの子会社化はグループの顧客のDX推進における対応領域の拡大を実現し、従来獲得することが難しかった顧客群や参入することが難しかったサービスの提供を可能にするのが狙い。また、新潟県内での高い知名度とリモート開発体制の構築ノウハウによる優秀なエンジニア採用力を生かし、国内のエンジニアチームの強化を図るとしている。取得価額は2億4200万円で、今後残り20%の株式についても取得する予定。なお、24年9月期業績への影響は精査中としている。
■日置電機 <6866> 8,390円 (+730円、+9.5%)
東証プライムの上昇率6位。HIOKI <6866> [東証P]が急反発。16日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算は、売上高186億6200万円(前年同期比8.2%減)、営業利益33億4400万円(同26.4%減)と減収減益だったものの、9日に上期及び通期業績予想の下方修正を発表済みであったことから、アク抜け感が強まったようだ。中国を中心に電気自動車(EV)の成長が短期的に鈍化していることを受けて、中国のバッテリーやエネルギー市場における計測器需要が落ち込んだことが響いたという。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高400億円(前期比2.2%増)、営業利益80億円(同0.6%増)の修正予想を据え置いている。
■アイズ <5242> 2,448円 (+184円、+8.1%)
アイズ <5242> [東証G]が4日ぶり急反発。同社は16日取引終了後、自社運営する広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」の会員数が12万人を突破したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。11万人を超えたのは昨年11月中旬。5月にジオコード <7357> [東証S]、6月にかっこ <4166> [東証G]、今月にはバリュークリエーション <9238> [東証G]と次々に業務提携を進めたことなどが会員数の増加につながったとしている。
■名糖産 <2207> 2,080円 (+100円、+5.1%)
名糖産業 <2207> [東証P]が続急伸。16日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、最終利益を14億円から40億円(前期7億300万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。同社及び子会社エースベーカリーが保有するC&Fロジホールディングス <9099> [東証P]株式の全てについて、SGホールディングス <9143> [東証P]が実施したTOBに応募したのに伴い、第2四半期に投資有価証券売却益33億6300万円を特別利益として計上することなどが要因としている。なお、売上高280億円(前期比14.8%増)、営業利益8億円(同3.4倍)は従来見通しを据え置いている。
■ギフティ <4449> 1,162円 (+55円、+5.0%)
ギフティ <4449> [東証P]が3日続急伸。同社は16日、自社の自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム」が静岡ガス <9543> [東証P]に採用されたと発表。これが株価を刺激したようだ。これにより、静ガスの会員サイト「Webエネリア」の会員を対象に付与されるポイント「エネリアmottoポイント」と交換可能な電子商品券「エネリアe街チケット」の発行を開始。「エネリアe街チケット」は、静ガスグループの事業エリアにおける飲食店などの登録加盟店で利用可能だという。
■イオンファン <4343> 2,250円 (+102円、+4.8%)
イオンファンタジー <4343> [東証P]が大幅反発。16日の取引終了後、6月度の売上概況を発表した。国内単体の既存店売上高(曜日調整前)は前年同月比20.3%増と2ヵ月ぶりの増収で高い伸びを示し、好感されたようだ。曜日調整後の既存店売上高は同10.9%増となった。キッズプライム部門では同社限定の「ディズニーキャラクター ~Fantasy Stories~」マスコット景品を導入。プライズ部門では「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Flower Party」限定景品などを展開し、ともに好調に推移した。
■トライアル <141A> 2,620円 (+105円、+4.2%)
トライアルホールディングス <141A> [東証G]が大幅反発。ここグロース市場の物色人気が復活の兆しをみせている。旧東証マザーズ指数である東証グロース市場250指数は前日まで3営業日続伸となっていたが、17日も2%高で今年4月10日以来約3ヵ月ぶりとなる700台復帰を目前にとらえた。前日16日の米国株市場ではNYダウが740ドルあまりの大幅高をみせたが、一方で中小型株への買いが活発化し、中小型株で構成されるラッセル2000は3.5%高と急騰、5日連続で1%を超える上昇をみせ、5日間合計で12%近く水準を切り上げている。この流れが東京市場にも波及している。グロース250は5月30日に602.27で年初来安値をつけたが、その後は戻り足を鮮明としており、週足ベースで6月第3週は“トンボ足”を形成したが、それ以外は陽線5本を記録、今週も陽線となる可能性が高い。テクニカル的には長期波動の転換を示唆するに十分な状況にある。17日は、時価総額で断トツのトライアル <141A> のほか、時価総額上位に位置するカバー <5253> [東証G]、ジーエヌアイグループ <2160> [東証G]などが大きく買われ、指数押し上げに寄与した。
■東海カーボン <5301> 992.4円 (+37.2円、+3.9%)
東海カーボン <5301> [東証P]が大幅高で4日続伸。同社は16日取引終了後、電極事業の構造改革の一環として、25年7月までに日本と欧州の黒鉛電極の生産能力を年間5万6000トンから同3万2000トンに削減すると発表しており、これが評価されたようだ。黒鉛電極生産体制再構築の概要は、「国内生産は防府工場(山口県防府市)に集約し、滋賀工場(滋賀県近江八幡市)での生産を25年7月末までに終了。出荷能力は年間2万6000トンから同1万2000トン体制とする」「欧州拠点の生産能力を約30%削減し、年間3万トンから同2万トン体制とする」とし、北米拠点での生産能力は変更しない。構造改革の背景には世界的な鉄鋼生産低迷で電極需要が減少していることに加え、中国・インド勢による低価格製品の流入で市況が大幅に軟化し、構造不況状態になっていることがあるという。
■コマツ <6301> 5,066円 (+179円、+3.7%)
小松製作所 <6301> [東証P]が大幅続伸。前日16日も140円あまりの上昇をみせ動兆著しかったが、17日は一段と買いの勢いが強まり、今月4日につけた上場来高値4998円を大陽線で上抜き最高値街道に復帰した。米国では銃撃事件を経てトランプ前大統領が11月の大統領選で勝利する可能性が高まったとみられており、ひと足先に政策を先取りした「トランプ・トレード」が活発化している。これは東京市場にも影響を与えている。トランプ氏は財政出動に積極的な姿勢を示していることから、海外売上高比率が約9割と高く北米に主力展開する同社への追い風も意識され、買いを引き寄せた。
■オープンH <3288> 5,527円 (+150円、+2.8%)
オープンハウスグループ <3288> [東証P]が反発。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は6250円とした。同社は、東京23区、横浜・川崎など都心部を中心に戸建て住宅の開発・販売を手掛けており、狭小地をうまく活用した比較的リーズナブルな価格設定を強みとしている。在庫処分を積極化する影響もあり、24年9月期の連結営業利益は前期比12.9%減の1240億円の見通し。ただ、同証券では25年9月期の同利益は1400億円を見込んでいる。26年9月期を最終年度とする中期経営計画では、3年間累計で成長投資に5000億円を充てる計画であり、来期以降は成長トレンドに回帰するとみている。
■レゾナック <4004> 3,922円 (+105円、+2.8%)
レゾナック・ホールディングス <4004> [東証P]が続伸。16日の取引終了後、台湾ハードディスクメディア事業終了に伴う清算手続きの一環として、レゾナックHD・タイワン(RHDT)社が保有する固定資産を譲渡すると発表。それに伴い、24年12月期に譲渡益約84億8000万円を特別利益として計上することが好材料視された。
■エニマインド <5027> 1,263円 (+32円、+2.6%)
AnyMind Group <5027> [東証G]が3日続伸。17日午前9時ごろ、グーグル・クラウド・パートナー・アドバンテージ・プログラムにおいて、サービスパートナー認定を取得し、グーグル・クラウド生成AIソリューション支援パートナーのエコシステムに参加したと発表しており、好材料視された。今後はマーケティング向け生成AIパートナーとして、ブランド企業に対して生成AIを活用したマーケティング戦略の策定から導入、運用までを包括的にサポートするとしている。
■ホギメデ <3593> 4,270円 (+95円、+2.3%)
ホギメディカル <3593> [東証P]が3日ぶり反発。16日の取引終了後、27年3月期に営業利益75億円(24年3月期41億6900万円)を目指す中期経営計画を策定したと発表しており、意欲的な計画との評価から買われたようだ。プレミアムキットなど収益性の高い製品へ経営リソースを集中する一方、収益性の低い、またはコア製品とシナジーの小さな製品は再編を検討するという。また、ASEANを中心に強みを生かした販売戦略が展開できるエリアへ注力し海外事業を推進するとしている。
■アイル <3854> 2,720円 (+60円、+2.3%)
アイル <3854> [東証P]が4日続伸。16日の取引終了後、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL(クロスモール)」が、AnyReach(東京都中央区)の提供するeギフトサービス「AnyGift(エニーギフト)」と注文情報の連携を開始したと発表しており、好材料視された。「AnyGift」は、相手の住所を知らなくてもLINEやメールを通じてギフトを贈る「eギフト機能」を、ECサイトに組み込むことができるサービス。今回の連携により、住所入力が完了すると「CROSS MALL」へ届け先住所の付与された注文情報が自動的に送られるため、eギフトを利用するEC事業者の負荷を大幅に軽減し、出荷までがスムーズになるという。また、eギフトを利用していないEC事業者は業務の変更なしに新たな販売形態を検討できることになり、利便性向上による顧客基盤強化につながることが期待されている。
■八洲電機 <3153> 1,967円 (+40円、+2.1%)
八洲電機 <3153> [東証P]が4日続伸。空調設備や照明、受変電システムなどを取り扱う電機商社。国内でも生成AIの本格普及を背景としたデータセンター増設・新設需要が見込まれるが、同社は日立系ということもあり、データセンター向け空調や電力設備需要を業績に反映する公算が大きい。前期に続き今期も営業最高益更新が続く見通しで、株式市場でもにわかに頭角を現している。株価は戻り売り圧力のない上場来高値圏を突き進む展開にあり、未踏の2000円台での活躍も視界に入っている。
■HENNGE <4475> 1,082円 (+22円、+2.1%)
HENNGE <4475> [東証G]が4日続伸。17日午前11時30分ごろ、クラウドセキュリティーサービス「HENNGE One」が、プラスアルファ・コンサルティング <4071> [東証P]の提供するタレントマネジメントシステム「タレントパレット」へのシングルサインオン連携に対応したと発表しており、好材料視された。今回の連携により、「HENNGE One」を利用する企業は、「タレントパレット」へのシングルサインオンが可能となり、わずらわしい複数ID、パスワードの管理が一元化されることで業務の効率化を実現できるという。更に、IP制限やデバイス証明書などの多要素認証によるアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながら「タレントパレット」を安心して利用できるようになるとしている。
■OSG <6136> 2,078円 (+38.5円、+1.9%)
オーエスジー <6136> [東証P]が反発。16日の取引終了後、ベルギー子会社を通じて、眼鏡・眼内レンズ向けダイヤモンド工具の世界的メーカーであるオランダのプレシジョン・ツール・ホールディングの全株式を7月23日付で取得すると発表しており、好材料視された。OSGでは、中期経営計画の重要施策の一つとして、微細精密加工分野の拡大を掲げており、今回の買収は新たな顧客層の開拓を行ううえでの取り組みの一環。グループにとって新たな顧客分野とダイヤモンド工具の研削技術の獲得につながり、微細精密加工分野の売り上げを更に拡大させ、グローバルな成長を加速させることが期待されている。なお、24年11月期業績への影響は精査中としている。
■コニカミノル <4902> 470.5円 (+7.7円、+1.7%)
コニカミノルタ <4902> [東証P]が3日ぶり反発。17日、富士フイルムビジネスイノベーション(東京都港区)と、複合機・オフィス向けプリンター・プロダクションプリンター事業における原材料及び部材調達の連携を図る合弁会社を設立すると発表しており、好材料視された。新会社は、富士フイルムビジネスイノベーション75%、コニカミノルタ25%の出資で9月30日に設立する予定。合弁会社を通じて両社が保有する幅広いサプライヤーネットワークを活用することで、商品の強固な供給体制の構築や業務プロセスの効率化など、事業基盤の強化に取り組むとしている。
■ブロドリーフ <3673> 613円 (+8円、+1.3%)
ブロードリーフ <3673> [東証P]が6日続伸。17日午後0時30分ごろ、集計中の第2四半期累計(1-6月)連結業績について、売上高が従来予想の81億5000万円から84億円(前年同期比13.7%増)へ、営業損益が5億円の赤字から1億円の赤字(前年同期11億1100万円の赤字)へ、最終損益が4億円の赤字から6000万円の赤字(同8億2600万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。パソコン、プリンターや釣銭機などハードウェアの需要を前倒しで取り込んだほか、機械工具商、携帯電話販売業や旅行業向けパッケージソフトの販売が順調だったことが要因という。また、業務プロセスの効率化を推進し管理業務に係るコストの削減に努めたほか、広告宣伝費や営業活動費の一部を下期へ繰り延べたことも寄与した。
※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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