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日経225先物は11時30分時点、前日比690円高の4万9990円(+1.39%)前後で推移。寄り付きは4万9820円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万9670円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に4万9500円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、押し目待ち狙いのロングが入り、終盤にかけて5万円の大台に乗せた。
きょう発足する高市新内閣の人事の概要が明らかになってきた。高市政権における「サナエノミクス2.0」への期待が高まっており、午後の首相指名選挙の1回目の投票で新首相に選出されるようだと、さらにロングを誘い込みやすいだろう。
ボリンジャーバンドの+2σ(4万9810円)を上回って推移しており、同バンドが支持線として意識されるようだと、ショートカバーを誘う動きにも向かわせそうだ。5万円乗せで達成感が強まる可能性はあるが、+2σで底堅さがみられると、+3σ(5万1500円)とのレンジに入ろう。ショートからのエントリーは控えて、押し目待ち狙いのロング対応とみておきたい。
NT倍率は先物中心限月で15.24倍に上昇した。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が連日で最高値を更新したほか、アドバンテスト<6857>[東証P]やファーストリテイリング<9983>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均型を牽引。+2σ(15.29倍)に接近してきたことで、いったんは利益確定に伴うNTロングを解消する動きが入りやすいだろう。
株探ニュース
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