多摩川ＨＤがローカル５Ｇシェアサービス（仮称）を来春開始へ

　多摩川ホールディングス<6838.T>がこの日の取引終了後、ローカル５Ｇの検証環境の構築及び商用導入の支援を図るため、ローカル５Ｇシェアサービス（仮称）を来春に開始すると発表した。

　ローカル５Ｇは、高速・大容量で遅延の少ない通信が提供可能で、ロボットを活用した作業の自動化や工場や建設現場におけるラインなどの遠隔管理、病院での遠隔医療及び遠隔診療の通信基盤などとしての導入が期待されているサービス。導入コストが高くかつ高度な運用技術が必要という課題があったが、同社ではコアサーバーをクラウド上に設置・運用し、これを複数企業でシェアをすることで、単独では数千万円以上かかる導入コストを低減するとしている。

出所：MINKABU PRESS