航空電子、非開示だった今期経常は32％増で8期ぶり最高益、配当も10円増額

　日本航空電子工業 <6807> [東証Ｐ] が10月26日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比60.0％増の143億円に拡大し、従来予想の120億円を上回って着地。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比31.8％増の245億円を見込み、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比5.6％増の101億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比22.8％増の65.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.4％→8.5％に悪化した。

株探ニュース