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日本航空電子工業のニュース
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:米ハイテク株高の流れにより、いったんグロースシフトへ
■くら寿司、1Q営業利益31.3%減 8.23億円、コンセンサス下回る
■前場の注目材料:関西電力、法人向けテレマティクス参入、スマホ活用でコスト低減
■米ハイテク株高の流れにより、いったんグロースシフトへ
10日の日本株市場は、グロース株優位の相場展開が見込まれる。9日の米国市場はNYダウが30ドル高と小幅に続伸する一方で、ナスダックは464ポイント高と大幅に反発した。経済協力開発機構(OECD)が2021年世界、米国経済の成長見通しを引き上げたほか、1.9兆ドル規模の追加経済対策案が数日中に成立する見込みとなったため期待感が高まった。また、米国債相場が堅調に推移し、長期金利の上昇が一段落したためハイテクを見直す流れが強まっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の29215円。円相場は1ドル108円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開となり、日経平均は29000円を固める流れが見込まれよう。足元で指数インパクトの大きい値がさ株の弱い値動きが続いていたが、ナスダックの大幅な反発を受けて、ハイテク株への押し目買いの流れが期待されそうである。また、テスラが20%近く上昇しており、足元で調整が強まっているマザーズなどの中小型株への物色にも向かわせそうである。
もっとも、週末の先物オプション特別清算指数を控え、海外勢はロールオーバー中心の取引であるため、積極的なポジションは取りづらいところである。買い一巡後に値動きが鈍るようだと、短期のヘッジファンド等による仕掛け的な売買によって大きく振らされる可能性もあるため、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうだ。とはいえ、VIX指数はボトム圏での推移が続いていることもあり、リスク選好のなかで大きく下振れする場面においては、押し目買いの流れも次第に膨れてくるだろう。
週内はSQ要因から手掛けづらい需給状況であるが、SQ通過後の需給改善を意識した物色も次第に高まることが期待される。足元の調整で期末に向けた配当狙いなどの動きも出てくることが見込まれる。荒い値動きながらも、次第に対応してくるだろう。
■くら寿司、1Q営業利益31.3%減 8.23億円、コンセンサス下回る
くら寿司<2695>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比8.2%増の388.61億円、営業利益が同31.3%減の8.23億円だった。コンセンサス(16億円程度)を下回っている。2020年11月には、入店から退店まで店員と対面せずにサービスの提供が可能となる非接触サービスを標準装備した「スマートくら寿司」1号店を東京東村山店にオープンした。店舗開発については、国内10店舗、米国3店舗、台湾4店舗の計17店舗を出店。米国子会社(KSU)において、飲食店における店内飲食の座席数制限や禁止が継続するなど厳しい営業制限の影響によりKSUの売上高は前年同期比半減し、経常損失は6億6400万円となり連結の経営成績に大きく影響した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29027.94、+284.69)
・NYダウは上昇(31832.74、+30.30)
・ナスダック総合指数は上昇(13073.82、+464.66)
・シカゴ日経225先物は上昇(29215、大阪比+145)
・SOX指数は上昇(2932.21、+169.46)
・VIX指数は低下(24.03、-1.44)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・NTN<6472>風力用大型軸受2倍、国内2工場設備改造
・三洋化成<4471>全樹脂電池集電体を量産化、三洋化成とグンゼが覚書
・テルモ<4543>ワクチン1瓶7回分、注射器開発
・バローHD<9956>食品スーパーのバローHD、アマゾンと連携
・三井物産<8031>BCP対応エネ管理提案、太陽光パネル・蓄電池活用
・丸紅<8002>ウルトラキャパシター開発のエストニア社に出資
・豊田通商<8015>コートジボワールのデジタル交通基盤社に出資
・日特殊陶<5334>新オフィス棟を8月稼働、DX・脱炭素推進
・ニコン<7731>ロボハンド用カメラ開発、高速画像制御
・安川電<6506>新型ACサーボ、分解能4倍で装置精度向上
・中村超硬<6166>ダイヤモンドワイヤ新型機、4本同時に高品位生産
・ホソカワミクロン<6277>大阪工場刷新し来月操業、組み立てピット拡大
・日揮HD<1963>工場・施設需要を開拓、専任部署設置
・航空電子<6807>サブシックス帯利用可能なローカル5Gアンテナ開発
・トクヤマ<4043>成長路線にカジ、「電子」「健康」「環境」に重点
・冶金工<5480>高ニッケル耐熱合金を拡販、多結晶シリコン製造装置向け
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中・2月消費者物価指数(前年比予想:-0.3%、1月:-0.3%)
・10:30 中・2月生産者物価指数(前年比予想:+1.5%、1月:+0.3%) <ST>
■株式見通し:米ハイテク株高の流れにより、いったんグロースシフトへ
■くら寿司、1Q営業利益31.3%減 8.23億円、コンセンサス下回る
■前場の注目材料:関西電力、法人向けテレマティクス参入、スマホ活用でコスト低減
■米ハイテク株高の流れにより、いったんグロースシフトへ
10日の日本株市場は、グロース株優位の相場展開が見込まれる。9日の米国市場はNYダウが30ドル高と小幅に続伸する一方で、ナスダックは464ポイント高と大幅に反発した。経済協力開発機構(OECD)が2021年世界、米国経済の成長見通しを引き上げたほか、1.9兆ドル規模の追加経済対策案が数日中に成立する見込みとなったため期待感が高まった。また、米国債相場が堅調に推移し、長期金利の上昇が一段落したためハイテクを見直す流れが強まっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の29215円。円相場は1ドル108円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開となり、日経平均は29000円を固める流れが見込まれよう。足元で指数インパクトの大きい値がさ株の弱い値動きが続いていたが、ナスダックの大幅な反発を受けて、ハイテク株への押し目買いの流れが期待されそうである。また、テスラが20%近く上昇しており、足元で調整が強まっているマザーズなどの中小型株への物色にも向かわせそうである。
もっとも、週末の先物オプション特別清算指数を控え、海外勢はロールオーバー中心の取引であるため、積極的なポジションは取りづらいところである。買い一巡後に値動きが鈍るようだと、短期のヘッジファンド等による仕掛け的な売買によって大きく振らされる可能性もあるため、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうだ。とはいえ、VIX指数はボトム圏での推移が続いていることもあり、リスク選好のなかで大きく下振れする場面においては、押し目買いの流れも次第に膨れてくるだろう。
週内はSQ要因から手掛けづらい需給状況であるが、SQ通過後の需給改善を意識した物色も次第に高まることが期待される。足元の調整で期末に向けた配当狙いなどの動きも出てくることが見込まれる。荒い値動きながらも、次第に対応してくるだろう。
■くら寿司、1Q営業利益31.3%減 8.23億円、コンセンサス下回る
くら寿司<2695>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比8.2%増の388.61億円、営業利益が同31.3%減の8.23億円だった。コンセンサス(16億円程度)を下回っている。2020年11月には、入店から退店まで店員と対面せずにサービスの提供が可能となる非接触サービスを標準装備した「スマートくら寿司」1号店を東京東村山店にオープンした。店舗開発については、国内10店舗、米国3店舗、台湾4店舗の計17店舗を出店。米国子会社(KSU)において、飲食店における店内飲食の座席数制限や禁止が継続するなど厳しい営業制限の影響によりKSUの売上高は前年同期比半減し、経常損失は6億6400万円となり連結の経営成績に大きく影響した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29027.94、+284.69)
・NYダウは上昇(31832.74、+30.30)
・ナスダック総合指数は上昇(13073.82、+464.66)
・シカゴ日経225先物は上昇(29215、大阪比+145)
・SOX指数は上昇(2932.21、+169.46)
・VIX指数は低下(24.03、-1.44)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・NTN<6472>風力用大型軸受2倍、国内2工場設備改造
・三洋化成<4471>全樹脂電池集電体を量産化、三洋化成とグンゼが覚書
・テルモ<4543>ワクチン1瓶7回分、注射器開発
・バローHD<9956>食品スーパーのバローHD、アマゾンと連携
・三井物産<8031>BCP対応エネ管理提案、太陽光パネル・蓄電池活用
・丸紅<8002>ウルトラキャパシター開発のエストニア社に出資
・豊田通商<8015>コートジボワールのデジタル交通基盤社に出資
・日特殊陶<5334>新オフィス棟を8月稼働、DX・脱炭素推進
・ニコン<7731>ロボハンド用カメラ開発、高速画像制御
・安川電<6506>新型ACサーボ、分解能4倍で装置精度向上
・中村超硬<6166>ダイヤモンドワイヤ新型機、4本同時に高品位生産
・ホソカワミクロン<6277>大阪工場刷新し来月操業、組み立てピット拡大
・日揮HD<1963>工場・施設需要を開拓、専任部署設置
・航空電子<6807>サブシックス帯利用可能なローカル5Gアンテナ開発
・トクヤマ<4043>成長路線にカジ、「電子」「健康」「環境」に重点
・冶金工<5480>高ニッケル耐熱合金を拡販、多結晶シリコン製造装置向け
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中・2月消費者物価指数(前年比予想:-0.3%、1月:-0.3%)
・10:30 中・2月生産者物価指数(前年比予想:+1.5%、1月:+0.3%) <ST>
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