リチウムイオン電池爆発防止部品によりEV市場開拓
リモコンなどの無線技術、コネクタなどの接続技術など、電気通信および電子機器等用部品を国内外で製造・販売する電子部品メーカー。IoT市場の取り組みに注力している。
1月29日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比17.0%減の18.6億円にとどまった。3Qの同利益は前年同期比75.2%減の7.6億円となったが、売上営業利益率は前年同期の0.7%から3.0%に改善した。今期の同利益は従来予想の27億円から14億円に48.1%下方修正した。
主力のリモコンが、国内サニタリー用は堅調に拡大したが、セットトップボックス用が、米国の得意先向けで競合リモコンメーカーとの競争激化による数量減の影響を受け、前年を下回る結果となったことが要因。
リチウムイオン電池の爆発を防止する部品を開発し、電気自動車向けなどの需要を開拓していく。18年3月の稼働を目指し、中国深センのコネクター工場を企業誘致地区に移転する。
チャート面では16年8月の安値316円を起点に上昇トレンドで推移していたが、上記下方修正やこのところの市場全面安の影響により、値を崩した。しかし、16年8月、17年4月の安値を結んだ下値支持線は堅持しており、上昇トレンド自体は崩していない。値ごろ感からの買いにより、反発を期待する。
業種:電気機器
時価総額:340.5億円
PER:10.99倍
PBR:0.93倍
1月29日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比17.0%減の18.6億円にとどまった。3Qの同利益は前年同期比75.2%減の7.6億円となったが、売上営業利益率は前年同期の0.7%から3.0%に改善した。今期の同利益は従来予想の27億円から14億円に48.1%下方修正した。
主力のリモコンが、国内サニタリー用は堅調に拡大したが、セットトップボックス用が、米国の得意先向けで競合リモコンメーカーとの競争激化による数量減の影響を受け、前年を下回る結果となったことが要因。
リチウムイオン電池の爆発を防止する部品を開発し、電気自動車向けなどの需要を開拓していく。18年3月の稼働を目指し、中国深センのコネクター工場を企業誘致地区に移転する。
チャート面では16年8月の安値316円を起点に上昇トレンドで推移していたが、上記下方修正やこのところの市場全面安の影響により、値を崩した。しかし、16年8月、17年4月の安値を結んだ下値支持線は堅持しており、上昇トレンド自体は崩していない。値ごろ感からの買いにより、反発を期待する。
業種:電気機器
時価総額:340.5億円
PER:10.99倍
PBR:0.93倍