フォスター電が１７年３月期営業利益予想を下方修正、スマホ向けヘッドセットの受注が苦戦

　フォスター電機<6794.T>がこの日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、営業利益を４０億円から２５億円（前期比７５．８％減）へ、純利益を２０億円から１０億円（同８５．４％減）へ下方修正した。

　為替が想定よりも円安で推移したことから、売上高は１６００億円から１６５０億円（同１３．６％減）へ上方修正したが、主力のスマートフォン向けヘッドセットの受注が計画を下回る見込みであることに加えて、それに伴い工場稼働率も想定を下回っていることが要因としている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）決算は、売上高１１７９億８７００万円（前年同期比２１．１％減）、営業利益９億６６００万円（同９０．２％減）、最終損益１億９９００万円の赤字（前年同期７５億３０００万円の黒字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）