メイコー、前期経常を44％下方修正

　メイコー <6787> [ＪＱ] が4月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の63億円→35億円(前の期は86.1億円)に44.4％下方修正し、減益率が26.8％減→59.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.7億円→4.7億円(前年同期は22.6億円)に85.4％減額し、一転して78.9％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルス感染症の影響により、当社の中国国内工場は中国当局の方針を受け、広州工場は１月３０日から２月９日、武漢工場は１月３０日から３月２２日まで操業を停止いたしました。また、同感染症の影響は世界各国に拡大し、最終需要の落ち込みや顧客工場の操業停止など販売面で影響が広がりました。武漢工場再開を受け業績に対する影響の算定を行った結果、販売の減少に加え、広州工場及び武漢工場の操業停止中に発生した固定費を営業外費用に計上する見込みとなったことを受け、通期連結業績予想を修正することといたしました。上記業績予想は、現時点で得られた情報に基づき作成したものです。実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。