日電波、今期最終を7％下方修正

　日本電波工業 <6779> [東証Ｐ] が2月7日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比76.7％増の51.7億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の61億円→57億円(前期は54.5億円)に6.6％下方修正し、増益率が11.8％増→4.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の27.4億円→23.4億円(前年同期は30.2億円)に14.6％減額し、減益率が9.2％減→22.4％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比3.7倍の18.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.9％→19.5％に急改善した。

株探ニュース