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ワコムのニュース
■株主還元
ワコム<6727>の株主還元策については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続と機動的な自己株式取得の実施を基本方針としている。配当水準については、従来は配当性向40%程度を目安としていたが、2018年3月期から30%程度へと引き下げた。これは、将来の成長基盤をより強固なものにするために財務の健全性を高めておく必要があり、当面目指すべき自己資本比率の目途を60%程度に置いていることが背景にある(2020年3月期末は54.2%)。また、配当金の支払い回数については事務コストを考慮して期末の年1回としている。
2020年3月期は前期比1.0円増の1株当たり7.0円の配当を実施した(配当性向29.0%)。また、2021年3月期については、前期比0.5円増の1株当たり7.5円の配当を予想している。2021年3月期の業績予想は現時点でレンジ形式での開示となっているため、計算上の配当性向予想についても26.5%~30.5%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<EY>
ワコム<6727>の株主還元策については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続と機動的な自己株式取得の実施を基本方針としている。配当水準については、従来は配当性向40%程度を目安としていたが、2018年3月期から30%程度へと引き下げた。これは、将来の成長基盤をより強固なものにするために財務の健全性を高めておく必要があり、当面目指すべき自己資本比率の目途を60%程度に置いていることが背景にある(2020年3月期末は54.2%)。また、配当金の支払い回数については事務コストを考慮して期末の年1回としている。
2020年3月期は前期比1.0円増の1株当たり7.0円の配当を実施した(配当性向29.0%)。また、2021年3月期については、前期比0.5円増の1株当たり7.5円の配当を予想している。2021年3月期の業績予想は現時点でレンジ形式での開示となっているため、計算上の配当性向予想についても26.5%~30.5%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<EY>
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