森尾電、前期経常を一転8％増益に上方修正、配当も10円増額

　森尾電機 <6647> [東証２] が5月7日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の2.6億円→2.8億円(前の期は2.6億円)に8.1％上方修正し、一転して8.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.1億円→2.3億円(前年同期は2.2億円)に9.7％増額し、一転して7.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前の期は10→1の株式併合前で3円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2018年３月期通期の業績予想につきまして、好調な受注を背景に売上高が前回予想を上回った他、税額等の計算において当初の想定よりも費用が減少したため、親会社株主に帰属する当期純利益は前回業績予想を上回る見込みであります。

　期末配当予想につきましては、当期業績予想の修正を受けて、今後の事業環境及び事業の継続的成長のための内部留保等を総合的に勘案した結果、前回予想値30円を修正して10円増配し、1株当たり40円に修正することといたしました。