日新電が急反落、第３四半期大幅減益で１５年３月期通期業績予想を下方修正

　日新電機<6641.T>が急反落、一時前日比４８円安の６１５円まで下げ幅を広げた。２８日取引終了後、１５年３月期の連結業績予想を下方修正。売上高１２００億円を１１００億円（前期比０．１％増）、営業利益１００億円を８５億円（同１０．５％減）、最終利益６０億円を５２億円（同２．９％減）へ引き下げた。
　ユーザー業界の投資圧縮や投資時期の遅れに伴い、ビーム・真空応用事業の売り上げが減少、太陽光発電用パワーコンディショナーの伸び悩みや太陽光発電市場の競争激化により、売り上げ、利益が計画を下振れる。
　なお、第３四半期累計（４～１２月）の連結決算は、売上高６７７億３８００万円（前年同期比４．４％減）、営業利益１９億８５００万円（同４７．２％減）、最終利益９億７７００万円（同４３．７％減）だった。

日新電の株価は１１時２１分現在６２３円（▼４０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）