ＳＥＭＴＥＣ、上期経常を46％上方修正

　ＳＥＭＩＴＥＣ <6626> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の14.3億円→20.9億円(前年同期は24.6億円)に45.7％上方修正し、減益率が41.9％減→15.3％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の31億円(前期は42億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　【売上高】　自動車関連は、国内メーカー向けの回復により増加が見込まれますが、産業機器関連、OA機器関連は、顧客の在庫調整等の影響により減少が見込まれ、前回予想をやや下回る見込みであります。【営業利益】　主に為替相場が予想よりも円安に推移したことにより、前回予想を上回る見込みであります。【経常利益】　期末日の為替レートが、予想より円安で着地し、為替差益を計上する見込みにより、前回予想を上回る見込みであります。【親会社株主に帰属する四半期純利益】　上記経常利益の増加に伴って、前回予想を上回る見込みであります。（注）上記に記載した予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、　実際の業績等は今後様々な要因によって記載の予想と異なる可能性があります。