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トレックス・セミコンダクターのニュース
トレックス・セミコンダクター <6616> [東証P] が5月7日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の8.4億円の赤字→43億円の赤字(前の期は21.7億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の6.4億円の赤字→41億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.減損損失の計上及び繰延税金資産の取り崩しについて当第4四半期連結会計期間において、現状の厳しい受注環境を受け、将来キャッシュフローの回収可能性を保守的に検討した結果、当社グループの固定資産に対し、17 億円の減損損失を計上することとなりました。対象となる資産は、主に 2023 年に当社が将来の主力製品群の1つとなる中高耐圧を含む高機能・高性能な新製品の展開に必要な8インチ生産枠の確保のため、外部の協力会社の生産ラインに行った設備投資であります。また、これらの損失の発生などにより多額の繰延税金資産が生じましたが、回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額として 19 百万円を計上する見込みとなりました。2.2024 年3月期 通期連結業績予想の修正(2023 年4月 1 日~2024 年3月 31 日) 上記3. 修正の理由2023 年 11 月 14 日に公表しました業績見通しにおきまして、中国経済の失速などの影響による需要の減速や在庫調整継続に伴う売上高の低下と、生産拠点の見直しに伴い積み増した在庫に対して低調な受注環境を反映させることにより生じた棚卸評価損を見込み、売上、利益共に下方修正を行いました。その後、中国以外の地域でも半導体市況の失速が顕著となり、在庫調整は長期化しました。弊社としましても、少しでも売上を伸ばすべく拡販活動に努めましたが、結果として、売上は想定を下回ることとなりました。また、棚卸評価損につきまして、2024 年3月期末において、会計上、保守的な視点で棚卸評価損の対象を見直したことにより、当第4四半期連結会計期間において7億円と想定していた棚卸評価損が12.4 億円に増加いたしました。これに加え、円安の影響により、営業外損益においても、1.6 億円の為替差損が発生しました。更に、上記1.のとおり、特別損失として減損損失の計上を、法人税等調整額の計算において繰延税金資産の取り崩しを行うこととなりました。これらを踏まえ、2024 年3月期の通期業績予想を上記のとおり修正いたします。2024 年3月期における期末配当金につきましては、当初予想と変更はございません。なお、棚卸評価損については、当該評価損の対象となった在庫が将来販売された場合には当該期間において回収されることとなりますので、販売を強化し、将来期間の業績向上に努めて参ります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。以 上
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の6.4億円の赤字→41億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.減損損失の計上及び繰延税金資産の取り崩しについて当第4四半期連結会計期間において、現状の厳しい受注環境を受け、将来キャッシュフローの回収可能性を保守的に検討した結果、当社グループの固定資産に対し、17 億円の減損損失を計上することとなりました。対象となる資産は、主に 2023 年に当社が将来の主力製品群の1つとなる中高耐圧を含む高機能・高性能な新製品の展開に必要な8インチ生産枠の確保のため、外部の協力会社の生産ラインに行った設備投資であります。また、これらの損失の発生などにより多額の繰延税金資産が生じましたが、回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額として 19 百万円を計上する見込みとなりました。2.2024 年3月期 通期連結業績予想の修正(2023 年4月 1 日~2024 年3月 31 日) 上記3. 修正の理由2023 年 11 月 14 日に公表しました業績見通しにおきまして、中国経済の失速などの影響による需要の減速や在庫調整継続に伴う売上高の低下と、生産拠点の見直しに伴い積み増した在庫に対して低調な受注環境を反映させることにより生じた棚卸評価損を見込み、売上、利益共に下方修正を行いました。その後、中国以外の地域でも半導体市況の失速が顕著となり、在庫調整は長期化しました。弊社としましても、少しでも売上を伸ばすべく拡販活動に努めましたが、結果として、売上は想定を下回ることとなりました。また、棚卸評価損につきまして、2024 年3月期末において、会計上、保守的な視点で棚卸評価損の対象を見直したことにより、当第4四半期連結会計期間において7億円と想定していた棚卸評価損が12.4 億円に増加いたしました。これに加え、円安の影響により、営業外損益においても、1.6 億円の為替差損が発生しました。更に、上記1.のとおり、特別損失として減損損失の計上を、法人税等調整額の計算において繰延税金資産の取り崩しを行うこととなりました。これらを踏まえ、2024 年3月期の通期業績予想を上記のとおり修正いたします。2024 年3月期における期末配当金につきましては、当初予想と変更はございません。なお、棚卸評価損については、当該評価損の対象となった在庫が将来販売された場合には当該期間において回収されることとなりますので、販売を強化し、将来期間の業績向上に努めて参ります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。以 上
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