決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … コロプラ、イーレックス、ダブスタ (8月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の8月9日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　イーレックス <9517>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比62.4％増の18.2億円に拡大し、通期計画の71.8億円に対する進捗率は25.4％となり、4年平均の20.4％とほぼ同水準だった。

★No.2　ダブスタ <3925>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の10.1億円→11億円(前期は8.7億円)に9.5％上方修正し、増益率が15.5％増→26.5％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ワタミ <7522>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1.7億円の黒字(前年同期は1.5億円の赤字)に浮上し、通期計画の13億円に対する進捗率は13.6％となった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9517> イーレックス 　東１ 　 +23.06 　　8/13　　　1Q　　　 62.37
<3925> ダブスタ 　　　東１ 　 +15.47 　　8/13　　　1Q　　　 -1.55
<7522> ワタミ 　　　　東１　　 +9.95 　　8/13　　　1Q　　　　黒転
<1954> 日工営 　　　　東１　　 +9.75 　　8/13　本決算　　　 11.03
<3156> レスターＨＤ 　東１　　 +9.29 　　8/13　　　1Q　　　243.77

<3319> ＧＤＯ 　　　　東１　　 +8.73 　　8/13　　上期　　　-16.88
<3175> ＡＰカンパニ 　東１　　 +7.01 　　8/13　　　1Q　　　　黒転
<3668> コロプラ 　　　東１　　 +5.73 　　8/13　　　3Q　　　　赤転
<7618> ＰＣデポ 　　　東１　　 +5.62 　　8/13　　　1Q　　　　0.72
<7190> マーキュリア 　東１　　 +1.58 　　8/13　　上期　　　-67.56

<4396> システムサポ 　東１　　 +1.56 　　8/13　本決算　　　　9.72
<6428> オーイズミ 　　東１　　 +0.84 　　8/13　　　1Q　　　　黒転
<8392> 大分銀 　　　　東１　　 +0.53 　　8/13　　　1Q　　　-17.21
<6571> ＱＢＮＨＤ 　　東１　　 +0.04 　　8/13　本決算　　　 11.45

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース