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明日の株式相場見通し=週末を前に買い手控え、円安進行は株価下支え要因
あす(22日)の東京株式市場は、週末を前にしているのに加え、海外投資家のクリスマス休暇とも重なって、買い手控え姿勢が一段と強まりそうだ。日銀の黒田東彦総裁が金融政策決定会合後の記者会見で、国債のイールドカーブ(利回り曲線)について、今の形状が最も適切との認識を示したことから、市場に現行の大規模緩和策が当面持続されるとの受け止めが広がり、今夕に外国為替市場で円安・ドル高が進行した。円安の進行は全体株価の下支えとはなるものの、新たに買い上がる材料とはなり難いようだ。
市場関係者からは「きょう、株式市場の寄り付き前時点の外国為替市場では、1ドル=113円30銭台と、前日夕刻に比べてかなり円安・ドル高が進行していたにも関わらず、株価は安くスタートして、前場は下落幅を広げる場面が目立った。日銀が金融政策決定会合で“現状維持”を決めたことで、後場寄りに一瞬前日比プラス圏に転じたものの、その後は終始小幅安のレンジで足踏み状態となった。円安進行は全体株価の下支え要因としては有効だが、敏感に株高と連動する地合いではないようだ」との見方が出ていた。
日程面では、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分 一般廃棄物の収集運搬、中間処理を手掛けるミダック<6564.M>が名証2部に新規上場する。
このほかに、政府が18年度予算案と17年度補正予算を閣議決定に注目。海外では、米11月の個人消費支出、米11月の耐久財受注、米11月の新築一戸建て住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょう、株式市場の寄り付き前時点の外国為替市場では、1ドル=113円30銭台と、前日夕刻に比べてかなり円安・ドル高が進行していたにも関わらず、株価は安くスタートして、前場は下落幅を広げる場面が目立った。日銀が金融政策決定会合で“現状維持”を決めたことで、後場寄りに一瞬前日比プラス圏に転じたものの、その後は終始小幅安のレンジで足踏み状態となった。円安進行は全体株価の下支え要因としては有効だが、敏感に株高と連動する地合いではないようだ」との見方が出ていた。
日程面では、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分 一般廃棄物の収集運搬、中間処理を手掛けるミダック<6564.M>が名証2部に新規上場する。
このほかに、政府が18年度予算案と17年度補正予算を閣議決定に注目。海外では、米11月の個人消費支出、米11月の耐久財受注、米11月の新築一戸建て住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)
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