オーケストラが大幅続伸、クラウドインテグレーション事業拡大で上期営業利益２．３倍

　Ｏｒｃｈｅｓｔｒａ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<6533.T>が大幅続伸している。１３日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１～６月）連結決算が、売上高７５億７７００万円（前年同期比３６．５％増）、営業利益６億８１００万円（同２．３倍）、純利益４億３６００万円（同２．４倍）と大幅増益となったことが好感されている。

　ＩＴ人材の採用を積極的に行うことで開発体制の拡充を進めたことが奏功し、デジタルトランスフォーメーション事業でクラウドインテグレーションや各種Ｗｅｂシステム開発、スマートフォンアプリ開発などの案件受注が順調に拡大した。また、デジタルマーケティング事業で主力の運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に進み業績に寄与した。

　なお、２１年１２月期通期業績予想は、売上高１４２億円（前期比２０．１％増）、営業利益８億７０００万円（同２６．８％増）、純利益５億４０００万円（同２４．０％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS