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富士電機のニュース
2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も
■三井住友、1Q経常利益143.2%増 2872億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:富士電機、米で生産4倍、鉄道ドア開閉装置の受注増
■月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も
2日の日本株市場は米株安が重荷となるものの、先週末の大幅な下落に対する自律反発が意識されそうだ。7月30日の米国市場ではNYダウが149ドル安だった。中国テクノロジー株の下落を受けた警戒感や疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルス変異株「デルタ」に水ぼうそう並みの感染力があり、従来のコロナウイルスよりも重症化する可能性を警告したため回復への警戒感も再燃。アマゾンドットコムが予想を下回る決算が嫌気されて急落しており、他の大型ハイテク株への売りに繋がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の27450円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。
アマゾンドットコムは7%を超える急落となっており、ハイテク株への売りに波及しているが、これについては時間外の急落によって先週末の日経平均の500円近い下落という形で織り込まれていることから、想定内といったところ。月末安のアノマリーが通過する一方で、月初の買いへの期待も少ながらず意識されやすく、いったんは自律反発を見せてくる可能性はありそうである。
日経平均は先週の下落によって支持線として期待されていた27500円水準を割り込み、再び5月安値を意識したボトム圏に。27000円~27500円のレンジが意識されやすく、売り方にとっては27000円割れを想定したポジション取りとなる。なお、52週線が26973円辺りに位置していることもあり、オーバーシュート気味に下落する場面においては、52週線でのサポートを想定した押し目狙いのスタンスに。一方で、シカゴ先物は27450円で終えており、27500円処での底堅さが意識されてくるようであれば、ショートカバーも期待されてくるだろう。
もっとも、決算発表が本格化するなかで積極的なポジションは取りづらく、決算を手掛かりとした日替わり的な物色にとどまろう。また、先週末はファナック<6954>が決算を受けて急落となったが、足元で調整が続いていたことあって需給面からも売り仕掛けやすかったと考えられる。好決算ながらもイレギュラー的に下落している銘柄などに対しては、押し目を狙うスタンスとなるだろう。
■三井住友、1Q経常利益143.2%増 2872億円、コンセンサス上回る
三井住友<8316>が発表した第1四半期(4-6月)は、経常収益が前年同期比1.9%減の9517.25億円、経常利益はそう143.2%増の2872.40億円だった。コンセンサス(2380億円程度)を上回っている。法人向けのほか、クレジットカードなど個人向け事業が回復。前年の反動から資産運用ビジネスも堅調だった。また、与信関係費用は103億円と、前年同期から1045億円減少したことも寄与している。
■前場の注目材料
・シカゴ日経先物は上昇(27450、大阪比+100)
・1ドル109円60-70銭
・SOX指数は上昇(3356.53、+23.28)
・米原油先物は上昇(73.95、+0.33)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・富士電機<6504>米で生産4倍、鉄道ドア開閉装置の受注増
・トヨタ<7203>水素エンジンで連携加速、製造・運搬・利用で選択肢広げる
・アルプスアル<6770>IDECとFA・産機センサーの共同出資会社を設立
・住友ゴム<5110>不適切検査、加古川工場出荷の防舷材
・ペプチドリーム<4587>米企業と契約、最大2400億円の開発支援金獲得
・日産自<7201>経営層報酬に外部指標取り入れ、気候変動対応など反映
・東京製鐵<5423>レーザー切断用鋼板を拡販、加工不良低減、エキストラ価格なし
・日本酸素HD<4091>タイに産業ガス新プラント、4基目稼働
・東レ<3402>VBと共同研究、mRNA標的の低分子医薬創出
・日本製鉄<5401>棒鋼・線材2万円以上値上げ、原料高で10月から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:51.0、6月:51.3) <ST>
■株式見通し:月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も
■三井住友、1Q経常利益143.2%増 2872億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:富士電機、米で生産4倍、鉄道ドア開閉装置の受注増
■月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も
2日の日本株市場は米株安が重荷となるものの、先週末の大幅な下落に対する自律反発が意識されそうだ。7月30日の米国市場ではNYダウが149ドル安だった。中国テクノロジー株の下落を受けた警戒感や疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルス変異株「デルタ」に水ぼうそう並みの感染力があり、従来のコロナウイルスよりも重症化する可能性を警告したため回復への警戒感も再燃。アマゾンドットコムが予想を下回る決算が嫌気されて急落しており、他の大型ハイテク株への売りに繋がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の27450円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。
アマゾンドットコムは7%を超える急落となっており、ハイテク株への売りに波及しているが、これについては時間外の急落によって先週末の日経平均の500円近い下落という形で織り込まれていることから、想定内といったところ。月末安のアノマリーが通過する一方で、月初の買いへの期待も少ながらず意識されやすく、いったんは自律反発を見せてくる可能性はありそうである。
日経平均は先週の下落によって支持線として期待されていた27500円水準を割り込み、再び5月安値を意識したボトム圏に。27000円~27500円のレンジが意識されやすく、売り方にとっては27000円割れを想定したポジション取りとなる。なお、52週線が26973円辺りに位置していることもあり、オーバーシュート気味に下落する場面においては、52週線でのサポートを想定した押し目狙いのスタンスに。一方で、シカゴ先物は27450円で終えており、27500円処での底堅さが意識されてくるようであれば、ショートカバーも期待されてくるだろう。
もっとも、決算発表が本格化するなかで積極的なポジションは取りづらく、決算を手掛かりとした日替わり的な物色にとどまろう。また、先週末はファナック<6954>が決算を受けて急落となったが、足元で調整が続いていたことあって需給面からも売り仕掛けやすかったと考えられる。好決算ながらもイレギュラー的に下落している銘柄などに対しては、押し目を狙うスタンスとなるだろう。
■三井住友、1Q経常利益143.2%増 2872億円、コンセンサス上回る
三井住友<8316>が発表した第1四半期(4-6月)は、経常収益が前年同期比1.9%減の9517.25億円、経常利益はそう143.2%増の2872.40億円だった。コンセンサス(2380億円程度)を上回っている。法人向けのほか、クレジットカードなど個人向け事業が回復。前年の反動から資産運用ビジネスも堅調だった。また、与信関係費用は103億円と、前年同期から1045億円減少したことも寄与している。
■前場の注目材料
・シカゴ日経先物は上昇(27450、大阪比+100)
・1ドル109円60-70銭
・SOX指数は上昇(3356.53、+23.28)
・米原油先物は上昇(73.95、+0.33)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・富士電機<6504>米で生産4倍、鉄道ドア開閉装置の受注増
・トヨタ<7203>水素エンジンで連携加速、製造・運搬・利用で選択肢広げる
・アルプスアル<6770>IDECとFA・産機センサーの共同出資会社を設立
・住友ゴム<5110>不適切検査、加古川工場出荷の防舷材
・ペプチドリーム<4587>米企業と契約、最大2400億円の開発支援金獲得
・日産自<7201>経営層報酬に外部指標取り入れ、気候変動対応など反映
・東京製鐵<5423>レーザー切断用鋼板を拡販、加工不良低減、エキストラ価格なし
・日本酸素HD<4091>タイに産業ガス新プラント、4基目稼働
・東レ<3402>VBと共同研究、mRNA標的の低分子医薬創出
・日本製鉄<5401>棒鋼・線材2万円以上値上げ、原料高で10月から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:51.0、6月:51.3) <ST>
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