富士電機、今期経常を4％下方修正

　富士電機 <6504> が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.2％増の264億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の625億円→600億円(前期は560億円)に4.0％下方修正し、増益率が11.5％増→7.1％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の430億円→405億円(前年同期は443億円)に5.8％減額し、減益率が2.8％減→8.4％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比30.3％減の70.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.7％→2.9％に悪化した。

株探ニュース