踏み上げ相場に突入すれば、上段の窓を目指す展開へ
順調な株価上昇となっている。東芝メモリの売却を日米韓連合に決めたことで、来年3月までに債務超過を回避。上場維持ができるとの見方が優勢となっているようだ。合弁相手のウエスタンデジタル(WD)が国際仲裁裁判所に申し立てを行っていることは不透明要因だが、株価はいったん「破綻回避」「上場維持」を見込んで上値を試す動きになりそうだ。カラ売りを大量に引き込んでいる銘柄だけに、踏み上げ相場に突入したときの勢いは相当なものだろう。一気に上段の窓(405円―440円)を埋める流れになっても不思議ではない。