キッツ、上期経常を一転12％増益に上方修正・最高益、通期も増額、配当も4円増額

　キッツ <6498> [東証Ｐ] が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比33.3％増の37.7億円に拡大した。
　併せて、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の58.4億円→68.5億円(前年同期は61.3億円)に17.3％上方修正し、一転して11.7％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の123億円→133億円(前期は120億円)に8.1％上方修正し、増益率が2.1％増→10.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の16円→18円に増額し、下期配当も従来計画の17円→19円に増額修正した。年間配当は37円(前期は33円)となる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の7.4％→8.9％に改善した。

株探ニュース