宮入バルブ製作所のニュース
<6495> 宮入バルブ製作所
四季報によると、バルク貯槽用が20年周期の更新需要増。LPG容器用弁も底堅い。設備用弁は堅調。値上げで黄銅高こなす。償却増は工場合理化で吸収。営業益反発。保険返戻金消滅。特益減るが税負担軽い。70周年配。バルブ・機器類の修理などエンジニアリングサービス部設置、潜在ニーズ開拓。LNG用低温弁の汎用品拡充や食品加工工場向けサニタリー用弁も需要深耕。
5月8日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+110.5%の1.2億円、経常利益+8.9%の1.1億円の増収・増益の見通し。
2012年7月25日の34円を安値に、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて、ゆるやかな短期上昇トレンド(A)のあと、2014年3月27日の43円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2014年12月30日の95円を安値に急騰し、2015年1月20日には502円と3週間で5.2倍化となりました。急騰後、急落のパターンで①→②→③→④と徐々に下げ角度を小さくし、2016年6月17日の102円で底打ちとなって、底値圏で小さな三角保ち合い(C)となり、2017年4月13日の112円を安値に上放れをなり、上昇トレンド(D)をつくり、今年の1月22日の265円まで上昇しました。ここで短期の下降トレンド(E)となって、5月30日の146円の安値をつけて、もみあい6月22日に179円で買転換となっています。仕手株であり、相場の方向性がない時に買われる場合が多いようです。
<5301> 東海カーボン
四季報によると、黒鉛電極は需給逼迫で市況急回復の追い風。販売価格は期初想定を上回り、原価低減も寄与し利益急拡大を牽引。タイヤ向けカーボンブラックは数量、売価とも想定超。持分会社の子会社化で上期に段階取得差益の特益計上。配当も増額余地。半導体製造装置向けの部材製品で好調な韓国の持分会社を子会社化。戦略投資は自動車、電子製品関連分野に照準。
5月28日発表時点。2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+472.0%の657億円(5月8日時点637億円、2月13日時点430億円)、経常利益+398.2%の660億円(5月8日時点648億円、2月13日時点440億円)と次々と上方修正の見通し。
世界的な市況上昇で黒鉛電極の価格が急上昇したうえ、昨年11月に買収した北米新拠点の業績が収益を押し上げた。
2016年8月3日の236円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で今年の2月21日に2016円の高値をつけたあと一服となって短期の下降トレンド(B)を形成し、4月13日の1295円、4月26日の1337円と2点底をつけて上方修正期待で急上昇となりました。5月31日には3日連続で上場高値来高値を更新し、一服したあと6月4日に2373円の高値更新をしたあと押し目形成となっています。米中貿易問題で日経平均が下落し、大きくつれ安すれば買い有利といえます。
<3228> 三栄建築設計
四季報によると、主力の戸建てはほぼ前期並みながら、マンションがワンルームにファミリータイプ加わり大幅増。建築請負も大型案件を受注し好伸。採算低い不動産売却や、広告費増あるが営業益続伸。19年8月期も戸建て、マンション、請負伸長。増配続く。今後ホテルの運営、建築請負を拡大。保有・運営は従来の2件に加え6月に2件が稼働。訪日外国人やシニア層狙う。
4月13日発表時点。2018年8月期本決算予想は、2017年10月13日時点で2017年8月期比で営業利益+10.3%の104.77億円、経常利益+9.8%の100.18億円の増収・増益の見通し。2018年1月12日時点、4月13日時点も変わらず。不動産:不動産販売、不動産請負。
2012年11月12日の695円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて2013年5月12日の1660円まで上昇するものの、ここから上値を切り下げ、下値を切り上げる中期的な三角保ち合い(A)となりました。この中で2016年7月8日の1030円を安値に大幅上昇となって上放れし、10月31日の1882円の高値をつけて、2017年4月14日の1462円まで押し目を入れ、上昇トレンド(B)を形成しました。この上昇トレンド(B)の中で10月27日の2699円、今年の1月11日の2704円とダブル天井に近い形となって反落し、上昇トレンド(B)を切って4月26日の1836円まで下落し、もみあっているところです。
<4974> タカラバイオ
四季報によると、遺伝子医療は大塚製薬からの大型一時金収入。バイオ支援産業も研究用試薬が北米、中国中心に好調。遺伝子解析、細胞加工等も伸びる。健康食品の低調補う。研究開発費の増大続いても大幅営業増益。遺伝子治療の滑膜肉腫、急性血液がん治療法で大塚製薬と提携、一時金・報奨金等最大63億円。腫瘍溶解ウイルスのメラノーマ治療法は年内承認申請目標。
5月11日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+40.6%の50億円、経常利益+34.7%の52億円の増収・増益の見通し。
19年3月期は、大塚製薬と結んだ遺伝子治療薬の共同開発にかかる一時金の発生などで経常利益は9期連続の過去最高益を計画。
2016年2月12日の900円を安値に短期の上昇トレンド(A)を形成し、9月29日の1789円の高値をつけたあと、11月9日の1341円まで下げて三角保ち合い(B)へ移行しました。この三角保ち合い(B)の中で煮詰まって、2017年12月6日の1462円の安値から上放れとなって、今年の1月25日の1865円まで上昇し、2月6日の1647円まで押し目を入れて上昇トレンド(C)の動きとなりました。この中で4月10日の2380円の高値をつけて4月20日の2006円まで押し目を入れ、再上昇となって5月21日の2623円の年初来高値を更新したあと反落となっています。
<7245> 大同メタル工業
四季報によると、柱の軸受けが自動車エンジンやターボチャージャー向けに数量増勢。単価も上昇。北米生産正常化も効く。建機向け高水準維持。買収会社の一時費用減り、連続営業増益。下期に助成金入り純益膨らむ。タイで20年にアルミダイカストの新工場稼働へ。将来のEV化見据え受注拡大狙う。中国は軸受けの第3工場建設を計画。欧州は風力発電用の軸受け生産検討。
5月11日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+2.9%の67億円、経常利益+2.9%の69億円の増収・増益の見通し。輸送用機器:自動車用エンジン軸受け、その他の軸受け。
2013年6月7日の582円、7月29日の616円を2番底にして上昇トレンド(A)を形成し、2014年10月1日の1496円を高値にピークとなって下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2016年2月18日の754円を安値に順上げの3点底となって上昇トレンド(C)へ移行し、下降トレンド(B)を上にぬけて今年の5月15日には好調な業績を受けて1458円の戻り高値(2014年10月1日の1496円に対する)となりました。ここで目先材料出尽くしとなって大幅下落となって下値を確認する動きとなっています。
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