ＴＨＫ、今期最終を一転25％減益に下方修正

　ＴＨＫ <6481> [東証Ｐ] が8月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比16.2％減の120億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の224億円→160億円(前期は211億円)に28.6％下方修正し、一転して24.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比42.1％減の39.5億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比31.1％減の51.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.3％→7.4％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　産業機器事業において、国内外各地域における足許の受注が、期初の想定を下回る水準で推移しております。その結果、売上収益が前回予想を下回る見込となり、それに伴い各利益項目についても前回予想を下回る見込となりました。　なお、外国為替レートは下記を前提にしております。2023年7月1日～2023年12月31日　1米ドル 130.00円　1ユーロ　140.00円2023年1月1日～2023年6月30日　1米ドル 134.87円　1ユーロ　145.79円