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THKのニュース
21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト
■新電工、21/3上方修正 営業利益233億円←187億円
■前場の注目材料:コニカミノルタ、再エネ調達「世界地図」、コニカミノルタなど異業種36社連携
■物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト
21日の日本株市場は不安定な相場展開が見込まれる。20日のNY市場はNYダウが256ドル安だった。インドなどで新型コロナウイルス変異種感染が再び拡大、世界経済の回復を抑制するとの懸念が高まった。セクター別では、耐久消費財・アパレル、銀行が売られ、公益事業、不動産が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比515円安の28625円。円相場は1ドル108円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなろう。日経225先物はナイトセッションで75日線を割り込み、一時29520円まで下落幅を広げている。日経平均は3月の調整場面で支持線として機能していた75日線を割り込んでくることにより、センチメントを冷ます形になりそうである。また、中期形状では13週線を割り込んできており、26週線辺りを意識した流れに向かう可能性も出てきている。出来高は薄く、断続的なインデックス売りによる影響を受けやすい面もある。ナスダック指数なども調整に入ってきているほか、VIX指数は18台に上昇してきた。依然としてボトム圏ではあるものの、20台に乗せてくるようだとリスク許容度は低下してきそうだ。
また、大阪府が緊急事態宣言の発出を要請した。東京都は22日にも要請するとみられており、政府は兵庫県を含め、合わせて発令するとみられる。一方で、制限の範囲が注目されると考えられ、前回ほどの制限でなければ直近で積み上がったショートカバーの流れにも向かわせやすい。週内はショート優位の展開になりそうではあるものの、押し目を狙うスタンスとなろう。
物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフトしやすいため、決算を手掛りとした個別物色のほか、テーマ性のある銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの物色となろう。また、需給悪化が警戒されてくるなかでは、需給不安の少ない直近IPO銘柄のほか、調整が続いていた銘柄の底値拾いに。
■新電工、21/3上方修正 営業利益233億円←187億円
新電工<6967>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は187億円から233億円に上方修正しており、コンセンサス(222億円程度)を上回る。テレワーク、オンライン学習の拡大等を背景として、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売上が想定を超えて増加し、採算性が向上した。また、リードフレームは、自動車市場の回復等により、受注が大きく増加したほか、セラミック静電チャックが半導体製造装置市場における旺盛な需要を背景に好調を維持した。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・コニカミノルタ<4902>再エネ調達「世界地図」、コニカミノルタなど異業種36社連携
・スズキ<7269>半導体不足で減産幅拡大、2工場、月内さらに1万台
・日立<6501>30年度女性役員3割に、外国人も3割
・キリンHD<2503>キリンなど8社、主体的なキャリア形成支援、未来コンソーシアム発足
・新日本電工<5563>鹿島の合金鉄年内で停止、徳島に集約
・東芝<6502>東芝買収、CVC検討中断
・北海道電力<9509>GW中「出力制御」検討、再生エネ事業者に
・東武鉄道<9001>23年度以降に自動運転検証
・九州電力<9508>サーモン陸上養殖を事業化、3社と連携
・トヨタ<7203>EV部品共通化、他社と連携、リスク分散
・日ペHD<4612>岡山に新工場、車用塗料、設備を刷新
・豊田織<6201>物流システム開発で新会社、複数機器を統合制御
・THK<6481>半導体製造装置向けLMガイドを大幅増産、工場の自動化推進
・ISID<4812>損保2社とセキュリティー教育提供でタッグ、サイバー保険契約者向け
・日本製鉄<5401>東南ア統括をタイに移転、現地日系向け展開強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+1.5%、10-12月期:+1.4%)
・10:30 豪・3月小売売上高速報値(前月比予想:+1.0%、2月:-0.8%) <ST>
■株式見通し:物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト
■新電工、21/3上方修正 営業利益233億円←187億円
■前場の注目材料:コニカミノルタ、再エネ調達「世界地図」、コニカミノルタなど異業種36社連携
■物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト
21日の日本株市場は不安定な相場展開が見込まれる。20日のNY市場はNYダウが256ドル安だった。インドなどで新型コロナウイルス変異種感染が再び拡大、世界経済の回復を抑制するとの懸念が高まった。セクター別では、耐久消費財・アパレル、銀行が売られ、公益事業、不動産が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比515円安の28625円。円相場は1ドル108円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなろう。日経225先物はナイトセッションで75日線を割り込み、一時29520円まで下落幅を広げている。日経平均は3月の調整場面で支持線として機能していた75日線を割り込んでくることにより、センチメントを冷ます形になりそうである。また、中期形状では13週線を割り込んできており、26週線辺りを意識した流れに向かう可能性も出てきている。出来高は薄く、断続的なインデックス売りによる影響を受けやすい面もある。ナスダック指数なども調整に入ってきているほか、VIX指数は18台に上昇してきた。依然としてボトム圏ではあるものの、20台に乗せてくるようだとリスク許容度は低下してきそうだ。
また、大阪府が緊急事態宣言の発出を要請した。東京都は22日にも要請するとみられており、政府は兵庫県を含め、合わせて発令するとみられる。一方で、制限の範囲が注目されると考えられ、前回ほどの制限でなければ直近で積み上がったショートカバーの流れにも向かわせやすい。週内はショート優位の展開になりそうではあるものの、押し目を狙うスタンスとなろう。
物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフトしやすいため、決算を手掛りとした個別物色のほか、テーマ性のある銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの物色となろう。また、需給悪化が警戒されてくるなかでは、需給不安の少ない直近IPO銘柄のほか、調整が続いていた銘柄の底値拾いに。
■新電工、21/3上方修正 営業利益233億円←187億円
新電工<6967>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は187億円から233億円に上方修正しており、コンセンサス(222億円程度)を上回る。テレワーク、オンライン学習の拡大等を背景として、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売上が想定を超えて増加し、採算性が向上した。また、リードフレームは、自動車市場の回復等により、受注が大きく増加したほか、セラミック静電チャックが半導体製造装置市場における旺盛な需要を背景に好調を維持した。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・コニカミノルタ<4902>再エネ調達「世界地図」、コニカミノルタなど異業種36社連携
・スズキ<7269>半導体不足で減産幅拡大、2工場、月内さらに1万台
・日立<6501>30年度女性役員3割に、外国人も3割
・キリンHD<2503>キリンなど8社、主体的なキャリア形成支援、未来コンソーシアム発足
・新日本電工<5563>鹿島の合金鉄年内で停止、徳島に集約
・東芝<6502>東芝買収、CVC検討中断
・北海道電力<9509>GW中「出力制御」検討、再生エネ事業者に
・東武鉄道<9001>23年度以降に自動運転検証
・九州電力<9508>サーモン陸上養殖を事業化、3社と連携
・トヨタ<7203>EV部品共通化、他社と連携、リスク分散
・日ペHD<4612>岡山に新工場、車用塗料、設備を刷新
・豊田織<6201>物流システム開発で新会社、複数機器を統合制御
・THK<6481>半導体製造装置向けLMガイドを大幅増産、工場の自動化推進
・ISID<4812>損保2社とセキュリティー教育提供でタッグ、サイバー保険契約者向け
・日本製鉄<5401>東南ア統括をタイに移転、現地日系向け展開強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+1.5%、10-12月期:+1.4%)
・10:30 豪・3月小売売上高速報値(前月比予想:+1.0%、2月:-0.8%) <ST>
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