618円
日本トムソンのニュース
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ディフェンシブや中小型株にシフト
■決算チェック:ウエルシアHDの18年2月期営業利益は16%増の公算、想定線ながら良好な内容
■前場の注目材料:日トムソン、15%増産、直動案内機器など、内外で30億円投資
■ディフェンシブや中小型株にシフト
3日の日本株市場は不安定な相場展開になろう。連休明け2日の米国市場は、NYダウが458ドル安と大幅に下落した。中国が米国製品130品目に対する報復関税策の実施に踏み切ったことで貿易摩擦への懸念が高まったほか、アマゾンやテスラへの警戒も根強く、ハイテク株に売りが広がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比385円安の21045円となり、この影響から先物主導で幅広い銘柄に売りが先行する格好になろう。
昨日の日経平均は後場半ば辺りから先物主導で失速する格好であり、ある程度は米国市場の下げを織り込む流れではあったが、200日線辺りでの底堅さが意識されていた。しかし、ギャップ・ダウンでこれを下回ってくるほか、52週線レベルまで下げてくる可能性があるため、センチメントは悪化しよう。
昨日の東証1部の売買高は10億株を割り込んでおり、今年最低を記録している。海外勢のフローが限られた影響であるが、海外勢の売り圧力が加わることでより下へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。ただし、IPO銘柄への物色が活況となるなど、個人主体の物色は強いとみられ、外部環境のリスクを避ける狙いから、よりディフェンシブや中小型株にリスク回避の資金が向かいやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ウエルシアHDの18年2月期営業利益は16%増の公算、想定線ながら良好な内容
ドラッグストア大手、ウエルシアHD<3141>の18年2月期営業利益は前期比16%増の280億円前後になったようだと報じられている。従来予想の269億円(同12%増)を上回り、過去最高益を更新したようだ。市場コンセンサスの280億円強をおおむね確保したとみられる。新規出店と企業買収で売上規模を拡大したほか、調剤薬局を併設した店舗を増やし既存店の採算も改善しているという。売上高は同12%増の6950億円程度だったもよう。深夜営業の強化で客数が増加し、既存店売上高は同6%増と堅調だった。なお、新規出店の継続や買収企業の調剤併設店を増やすなどして、19年2月期も増収増益を目指しているという。17年3-11月期(第3四半期累計)を19.2%営業増益で通過しており、前述のとおり18年2月期営業利益の市場コンセンサスは280億円強とされていたことから、今回の報道内容に大きなサプライズはない。ただ、2日の米株安を受けて本日の東京株式市場は安くなる可能性が高く、そうしたなかでディフェンシブ性や足下の業績、見通しの良好さから同社株価が堅調な展開となることも期待できるだろう。
■前場の注目材料
・IPO活況、個人投資家の物色意欲強い
・日銀、大規模な金融緩和を維持
・2月の税収、前年同月比7.2%増
・17年度国内ゲーム市場21%増
・日トムソン<6480>、15%増産、直動案内機器など、内外で30億円投資
・トヨタ<7203>、東京直営販社統合、店舗運営モデルケース築く
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<HT>
■株式見通し:ディフェンシブや中小型株にシフト
■決算チェック:ウエルシアHDの18年2月期営業利益は16%増の公算、想定線ながら良好な内容
■前場の注目材料:日トムソン、15%増産、直動案内機器など、内外で30億円投資
■ディフェンシブや中小型株にシフト
3日の日本株市場は不安定な相場展開になろう。連休明け2日の米国市場は、NYダウが458ドル安と大幅に下落した。中国が米国製品130品目に対する報復関税策の実施に踏み切ったことで貿易摩擦への懸念が高まったほか、アマゾンやテスラへの警戒も根強く、ハイテク株に売りが広がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比385円安の21045円となり、この影響から先物主導で幅広い銘柄に売りが先行する格好になろう。
昨日の日経平均は後場半ば辺りから先物主導で失速する格好であり、ある程度は米国市場の下げを織り込む流れではあったが、200日線辺りでの底堅さが意識されていた。しかし、ギャップ・ダウンでこれを下回ってくるほか、52週線レベルまで下げてくる可能性があるため、センチメントは悪化しよう。
昨日の東証1部の売買高は10億株を割り込んでおり、今年最低を記録している。海外勢のフローが限られた影響であるが、海外勢の売り圧力が加わることでより下へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。ただし、IPO銘柄への物色が活況となるなど、個人主体の物色は強いとみられ、外部環境のリスクを避ける狙いから、よりディフェンシブや中小型株にリスク回避の資金が向かいやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ウエルシアHDの18年2月期営業利益は16%増の公算、想定線ながら良好な内容
ドラッグストア大手、ウエルシアHD<3141>の18年2月期営業利益は前期比16%増の280億円前後になったようだと報じられている。従来予想の269億円(同12%増)を上回り、過去最高益を更新したようだ。市場コンセンサスの280億円強をおおむね確保したとみられる。新規出店と企業買収で売上規模を拡大したほか、調剤薬局を併設した店舗を増やし既存店の採算も改善しているという。売上高は同12%増の6950億円程度だったもよう。深夜営業の強化で客数が増加し、既存店売上高は同6%増と堅調だった。なお、新規出店の継続や買収企業の調剤併設店を増やすなどして、19年2月期も増収増益を目指しているという。17年3-11月期(第3四半期累計)を19.2%営業増益で通過しており、前述のとおり18年2月期営業利益の市場コンセンサスは280億円強とされていたことから、今回の報道内容に大きなサプライズはない。ただ、2日の米株安を受けて本日の東京株式市場は安くなる可能性が高く、そうしたなかでディフェンシブ性や足下の業績、見通しの良好さから同社株価が堅調な展開となることも期待できるだろう。
■前場の注目材料
・IPO活況、個人投資家の物色意欲強い
・日銀、大規模な金融緩和を維持
・2月の税収、前年同月比7.2%増
・17年度国内ゲーム市場21%増
・日トムソン<6480>、15%増産、直動案内機器など、内外で30億円投資
・トヨタ<7203>、東京直営販社統合、店舗運営モデルケース築く
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<HT>
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